メジャーデビュー3年目 BMK独占インタビュー② デビュー前の忘れられないグアムの夕日

(左から)三隅一輝、中原聡太、松岡拳紀介、米谷恭輔、佐藤匠
  • (左から)三隅一輝、中原聡太、松岡拳紀介、米谷恭輔、佐藤匠

元気と勇気を発信し続ける名古屋発5人組エンタメ集団、BMK。2021年1月にメジャーデビューし、今年3月には待望のファーストアルバム「the FIRST」をリリースした。「TOPICOOL」が独占取材し、デビュー秘話や素顔に迫ってみました!

――2017年に他の研究生たちが選抜されて先に「祭nine.」としてデビューしました。当時の心境は?

中原「やっぱり一緒に活動していたメンバーが選抜で先にデビューという形だったので、悔しさはもちろんあった。今まで一緒の土俵で戦っていた人たちがこんなに先に進んでいくんだっていう姿を見て、なんかちょっと悲しさもありましたね」

佐藤「違ったよね」

米谷「全然違います」

佐藤「選ばれるのと選ばれない差ってこんなに…。それまで全く考えたことがなかったから…」

中原聡太

中原「楽屋とかで普通にしゃべっていて、たぶん向こう(選抜されたメンバー)も普通にしゃべってるんですけど、なんかちょっと違う雰囲気でとらえちゃったりとか」

三隅「劣等感がね」

中原「そういうのがすごかったので、楽屋ではぎこちない感じではありましたね」

三隅一輝

三隅「忘れられないのが、先にデビューしたグループがグアムでMV撮影したんですけど、それに同行させてもらってちょっと出演させてもらった。最後のダンスシーンをすごい崖沿いの夕日のきれいな場所で撮影してたんです。我々は映らないんで、別にそこにいなくてもいいんですけど、見学で連れていってもらって、なんかそれがより悲しくて…」

一同「あの夕日、めっちゃきれいだったよね」

三隅「先にデビューしたメンバーが踊っていて、何もしていない我々は風に吹かれてる」

中原「カメラの奥でね」

佐藤「撮影もスムーズに進んでいて」

三隅「それも余計に悲しくてね。あの時期は人知れず泣いてました」

松岡「めっちゃ懐かしい」

中原「めちゃくちゃきれいなのに1番嫌な夕日だったね」

――その悔しさをどのように乗り越えたか?

三隅「それこそ時間の経過とともに、こっちはこっちで楽しいことがたくさん起きて。インディーズですけど、シングルが出せたり、新しい衣装がもらえたり、単独でライブをさせてもらえたり。1個ずつ、ちょっとずつ積み重ねていって、自分たちだけの思い出ができていった。他と比べることなく、自分たちらしくやっていけばいいかなというマインドに変わってったのかなって気はしてます」

――やはりグアムの夕日が一番の分岐点?

三隅「もう味わいたくないですよね。あれをもう繰り返したくないからこそ、頑張んなきゃなみたいな」

松岡拳紀介

一同「トラウマだね」

三隅「そうそう、我々もメジャーデビューしたら海外とかきれいなところで、MV撮れるのかなと思ったら、無理やりスカイダイビングさせられてね」

米谷「あった、あった」

米谷恭輔

三隅「なんか想像と全然違ったと思って。うん、1万フィートから落ちた記憶はございます」

――コロナ禍の影響でデビューが遅れた時の心境は?

三隅「元々は2020年の夏の予定だったのが、2021年の1月にずれ込んだ。約半年間、デビューシングルの『モンスターフライト』を歌い込んで歌い込んで、デビュー時には、もうしっかり体に馴染んでいた。遅れてしまったっていう点では〝なんでだよ〟って思うところはあるんですけど、ポジティブにとらえることはできた。じらした分だけそのファンの方もより一層楽しみに待っていてくれたなっていう実感はあるので、決して無駄じゃなかった半年だなと思います」

佐藤匠

佐藤「基本的にみんなメジャーデビューまで7、8年かかってるんで、半年ずれ込んだぐらいじゃ動揺しない。我々もそうですけど、ファンの方々も本当にすごい強く、どっしりと支えてくださった。そういうファンの方がいたからこその安心感もありました」

この記事のフォト(6枚)

  • (左から)三隅一輝、中原聡太、松岡拳紀介、米谷恭輔、佐藤匠
  • 笑顔で話す中原聡太
  • 三隅一輝
  • 佐藤匠
  • 松岡拳紀介
  • 米谷恭輔

関連記事

お気に入り記事一覧

お気に入りがありません。

プレゼント