メジャーデビュー3年目 BMK独占インタビュー③ 元気さをクールポイントに!
- (左から)三隅一輝、中原聡太、松岡拳紀介、米谷恭輔、佐藤匠
元気と勇気を発信し続ける名古屋発5人組エンタメ集団、BMK。2021年1月にメジャーデビューし、今年3月には待望のファーストアルバム「the FIRST」をリリースした。「TOPICOOL」が独占取材し、デビュー秘話や素顔に迫ってみました!
――TOPICOOLの「クール」にちなんだ質問ということで。自身とグループでクールな部分は?
佐藤「(米谷に向かって)ミスタークール!」
米谷「えー?でも、みんなそれぞれあるからね」
一同「クールな部分…」
米谷「BMKの楽曲は結構あつい感じで、ライブとかも、もう汗だくなりながらやっていくっていうのが特徴的かな。その中で、自分の声は細く高い感じなんで、そういう意味ではライブ中にちょっとすず涼しい、そよ風が出るような感じていけばクールになる…のかなあ」
松岡「(笑いながら)そよ風!お客さんをクールにさせるの?」
米谷「そう〝ふうっ〟みたいなね。ちょっとクールなバランスになればいいなって。あとはリーダーなんでMCとかやるんですけど、良い意味でテンションを上げ過ぎず、下げ過ぎず。うまくまとめるのを意識してるので、グループのクール担当になっているのかなって思います」
――他のメンバーはどうですか?
松岡「最近はあんま関東の方では、なかなか見ないというか、関西の方でしか、なかなか見られなくて…。すいません、ちょっとそれカール(明治のスナック菓子)でした。すいませんクールでしたね」
――今の部分はカットしますか?
一同爆笑。
松岡「(笑いながら)今の感じとかもそうですけど、結構クールとはかけ離れてるんで。でも、憧れではありますよね。それこそ高校時代は転校とかしたんで、クールな学校生活を送りたいとか思って。最初の方はクールにしたりみたいな。でも、ほんと我慢できなくて、2、3日ぐらいでもう騒いじゃって」
――他のメンバーから見た松岡さんはどうですか?
米谷「自分のかっこいいところを見つけるの好きだよね。ライブ映像も自分のとこだけ見直したり…」
松岡「ちょっとやめやめ(笑い)」
中原「この前、ライブ中に腹チラしてるところ、めちゃくちゃ見せられて…」
一同「ひえ~クールだなあ」
松岡爆笑。
佐藤「うちのキモクールがすみません」
米谷「キモクールってなんだよ(笑い)」
佐藤「でもいいことではありますよね。自分を好きって」
――中原さんのクールな部分は?
佐藤「写真展ね」
中原「知り合いの方に撮っていただいて。そこではグループ活動では見せないような一面を詰めたいと思って、見せることができていると思います」
松岡「結構普段いじられキャラなんですけど、ライブでは憑依型で、憑依してくる感じがクール」
三隅「ぼくはプライベートが結構クールだなと思ってます」
――具体的には?
三隅「えっと、自転車に乗らないようにして」
一同爆笑
松岡「クールだなあ」
米谷「逆に暑いやろ」
三隅「20歳ぐらいまでは乗ってたんですよ。ただ、20歳のある日の夜、お店のガラスに自分が反射したりするじゃないですか。パッと見た時に、自転車にまたがってるシルエットがあまりにもクールじゃなさすぎた。以来、乗るのやめたんですね。一応2台保有はしてるんですけど、1回も触ってないっていう」
中原「集合時間に遅れそうなときでも絶対に走ってくるんですよ」
米谷「(三隅は)ゴルフが得意なんですけどそのスイングがめっちゃクールですよ」
佐藤「ぼくは手相などで占いをやるんですが、最近は新しくタロットカードも始めまして。タロットって絵柄でも大体のことが相手にも伝わっちゃうということがあって。結構シャキンシャキンと切って占ってしまうってところが、クールなところかな。盛り上がってる空気のとこに冷たい空気をもたらしてしまうなって…」
――今後はどのようなクールな活躍に期待していいか
米谷「先輩のボイメンさんはライブ、ロケ、バラエティ、ラジオ、すべてに全力投球している。我々も負けないように頑張っていきたい」
――ロケが得意だそうですね。
一同「いや、いや、いや(笑い)」
松岡「誰だよ、そんなこと言ってるの!」
三隅「これはいじってるな!」
一同「(ロケは)大好きです!めっちゃ楽しい」
――楽曲「TOP OF TOP」がきっかけで22年に「全日本タワー協議会」のオフィシャルアンバサダーに就任――。
米谷「タワーのロケも全部階段で」
佐藤「もう脚むくみながら登った」
中原「朝、早いのよ」
佐藤「もう前日がライブで、脚パンパンでした」
米谷「一歩一歩踏みしめてね。ロケ行くことでタワーをもう愛してます」
――どんなグループになりたい?
米谷「それこそクールでかっこいい男性グループって多いと思うんです。我々のように、ファンも一緒にはしゃげるようなグループって希少だと思います。その元気さをクールポイントとして進んでいきたいです」
【取材後記】
1人がしゃべり出すと、他のメンバーも次々と口を開き、ノンストップトークを繰り広げたBMK。「元気の良さ」が売りのグループだけあり、ソロショット撮影時も周りから「よっ、クール、クール!」とガヤが飛び交い、終始にぎやかな現場となった。
2017年の選抜漏れについて質問を投げかけた時は少しだけ暗い表情を浮かべたが、〝逆境に負けない〟というグループコンセプト通り、すぐに切り替えて明るい表情で答えてくれた。
「TOP OF TOP」のように元気で疾走感のある楽曲がある中で、メンバーたちが作詞した「ありがとうの音。」には、どこか彼らの優しさがにじみ出ている。それはイベント開始時間が差し迫る中でも、記者の質問に真摯(しんし)に向き合ってくれた姿にも感じられた。
明るさの裏にある誠実さ。悔しさを経験したからこそ優しくなれる。そこもファンを魅了し続ける理由だろう。(記)
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