【トピクル単独インタビュー】カラフルダイヤモンド 設楽賢①グループ初舞台の見どころは…

カラフルダイヤモンドが12日から東京・赤坂RED/THEATERで初舞台「カラフルダイヤモンド ~君と僕のドリーム~」を行う。3月に公開された同タイトルのドキュメンタリー映画で描ききれなかった部分を加え、夢に向かって進む、心温まるファンタジーとして舞台化。11人のメンバーが2チームに分かれ、それぞれの公演が上演される(※)。今作が本格的な舞台初挑戦となる設楽(せつらく)賢をTOPICOOLが直撃取材!その①では見どころなどを話してくれています。

カラフルダイヤモンドの設楽賢

ポーズを決めるカラフルダイヤモンドの設楽賢(撮影・松永 柊斗)

――本格的な舞台は今回が初めてと聞きましたが、稽古してきた感想は?

「台本を覚えるのがまず難しいです。台本から感情とか時間の流れとか全てを読み取らないといけないので、舞台経験のあるメンバーに教えてもらいながらやっています」

――時間の流れを読み取るとはどういうことなんですか?

「今回の舞台は必ずしも時系列に沿って進むわけではなく、少しさかのぼることもあるんです。後はシーンによって話している相手も違うので、誰と話しているかによって口調やトーン、テンションを変える必要があります。普段の生活では何げなくやっていますが、意識的にやらないといけないのが難しいですね」

――初舞台は緊張しますか?

「しますね。本番でセリフが飛んじゃったり、ミスしてもなんとかメンバーで支え合いながらできたらいいなと思います」

カラフルダイヤモンドの設楽賢

ポーズを決めるカラフルダイヤモンドの設楽賢(撮影・松永 柊斗)

――今作は「TBSドキュメンタリー映画祭2024」で観客賞に選ばれたドキュメンタリー映画の舞台化です

「ドキュメンタリー映画って有名にならないと作ってもらえないと思っていたので、話をいただいた時はうれしかったです。最初は“何を撮るんだろう”と思っていましたが、日常の何げない会話とかも全部撮っていただいて、ありのままをお見せできたのかなと思っています。映画祭で観客賞をいただき、今回の舞台にもつながったと思うのですごくうれしかったです」

――舞台はどんな物語?

「映画が基になっていて、ストーリー自体も僕たちの日常生活から、少し先の未来のことも描かれています。メンバーそれぞれが本人役を演じていて、ノンフィクションとフィクションのいいとこ取りになっていると思います。そして、どこかほっこりするような作品です」

――未来の部分は舞台から新しく追加されたんですか?

「そうですね。僕たちが目指している夢の一部が描かれているので、現実でもその通りに進んでくれたらいいなという希望も込められています」

――チームカラフルの雰囲気は?

「チームダイヤモンドに比べると舞台経験が少ないので、最初はメンバーとの掛け合いがなかなかうまくいきませんでした。だから、通し稽古で初めてお互いが何を伝えたいのかを理解し合うことができた時に泣きそうになってしまいました。メンバーがグループをやめないといけないというシーンだったんですけど、セリフを言った時に自然と心が動かされました。チームで一緒に稽古をする中で少しずつ成長できたのかなと思います」

カラフルダイヤモンドの設楽賢

インタビューに答えるカラフルダイヤモンドの設楽賢(撮影・松永 柊斗)

――現在もメンバー全員で共同生活をされていますが、稽古の時以外にもメンバーと台本の読み合わせなどをすることはありました?

「舞台にも共同生活をしている夢見荘のシーンがあって、僕たちの日常が詰め込まれています。普段は舞台の練習をするというよりも、メンバーと一緒にご飯を食べてる時などに“今の会話すごく良かったよね。舞台でも使ってみようよ”みたいな感じで、日常生活を舞台に取り入れていく方が多いですね」

――不思議な感じですね

「そうですね。でも、それがドキュメンタリー映画を舞台化した作品ならではの練習の仕方なのかもしれません。生活自体が稽古になっています」

――舞台の見どころは?

「真面目なシーンだけでなく、コントチックな部分もあったりするので、ギャップを楽しんでいただけたらうれしいです。後はお客さんに参加してもらう部分やライブのシーンもあったりする所が他の舞台にはない魅力だと思います」

カラフルダイヤモンドの設楽賢

ポーズを決めるカラフルダイヤモンドの設楽賢(撮影・松永 柊斗)

――観客も参加するとなるとイレギュラーなことが起こる可能性もありますが、対応力に自信のほどは?

「カラフルダイヤモンドは名古屋を盛り上げる町おこしお兄さんみたいな感じで、普段からファンの方との距離はすごく近いんです。だから、ライブやイベントでもイレギュラーなことが起きて、メンバーが急きょ対応することもよくあります。舞台でもそうした生の部分を楽しんでいただけたらと思います」


【チームカラフル出演者】設楽賢、國村諒河、高垣博之、関優樹、加藤青空

【チームダイヤモンド出演者】中下雄貴、小辻庵、岡大和、永遠、國村諒河

古川流唯と内海太一は仕事の都合で不参加。國村諒河は両チームに参加。ライブパートは両チーム9人が参加。

設楽賢

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