カラフルダイヤモンド舞台第2弾開幕!<一問一答(2)>「“脱アイドル”見せられる機会」「台本読み込む力、読み取る力」で成長実感

カラフルダイヤモンドが27日、東京・赤坂RED/THEATERで舞台「カラフルダイヤモンド~君と僕とのドリーム2~」(12月1日まで)の初日を迎えた。7月にグループとして行った初の舞台に続く第2弾。11人のメンバーが2チームに分かれ、それぞれの公演が上演される(※)。本番までに公開ゲネプロを行い、囲み取材に参加した。その(2)は自身が思う成長や舞台に込められたメッセージ性などをお届けします。

舞台に臨むカラフルダイヤモンドの(前列左から)小辻庵、内海太一、古川流唯、中下雄貴、設楽賢、(後列同)加藤青空、高垣博之、國村諒河、岡大和、関優樹、永遠

――舞台で初披露となる楽曲「Into the Light, to the Light」もありますね。

高垣博之「舞台ってやっぱ一定の期間で終わってしまう。でも、この曲があることによって、今後も歌っていく時にこの舞台のことを思い出すんじゃないかなって思います。大切な思い出になりそうでうれしいです。舞台終わってからもいっぱい歌いたいなって思います」

岡大和「この舞台のテーマ、光と闇って部分が、僕たちの『Into the Light, to the Light』というテーマ曲が重なってる部分が多くて、普通にライブとかで披露するよりは、感情がより深いところまで届けられるのかなと思って。この場で初披露できるのがうれしいです」

永遠「演技の後に聞いていただくことになると思うので、たくさんの人の中に印象が濃く残るんじゃないかなって思ったりもします」

――舞台を通して学生に伝えたいメッセージは?

加藤青空「今ちょうど高3で、学生をやりながら舞台の稽古やったり、アイドル活動をすることは両立がどうしても難しいとこがあります。でも、それって今の高校生とか中学生の部活とかとやっぱ同じようなものがあるのかなって思って。僕たちを見て、勉強だけで手一杯だよって人も、部活にちょっと手を出してみようかなという気持ちになれたりするのではないかなと、今回の舞台を通して思っていただけるのではと思いました」

國村諒河「異世界の中で親と子みたいなテーマも一カ所あるので、親の気持ちや子供の気持ちの部分もせりふであったりします。そこで共感する部分だったり、自分の親がこう思ってくれてたのかなとか、なんとなくこう共鳴する部分があると思うので、そこにも注目していただきたいです」

内海太一「アイドルの話ですが、学生の皆さんにも通じる部分はあるのかなって思って。全体を通してドキュメンタリー舞台として、やっぱ仲間がいるからできることだったりとか、最終的にはやっぱ自分をしっかり動かしていこうってこともすごく伝えたいところではあります。そこはアイドルだけじゃなくて、学生さんとか社会人の皆さんにも通ずるとこあるんじゃないかなって思います」

――苦労した点は?

永遠「キャラクターが今回、異世界と現実世界で真逆に作られています。僕は今グループの中では最年少なんですが、異世界の中では最年長の役を演じるということで、最年長は普段どう振る舞ってるかなってちょっと研究したりしました。でも、異世界の堕落した人たちの中の最年長だからどう振る舞うのが良いのか、という部分が苦労しました」

内海「最年長どう?」

高垣「胸を張る。堂々とする」
(一同笑う)

関優樹「アイドルの悩みや苦悩みたいなところがリンクする部分があるんです。それを現在の自分自身と重ねないといけないシーンがあるので、そこは舞台上の劇の出来事なんですが、すごく自分自身を見つめ直しているようなシーンなのでちょっと悲しくなりました。せりふの重みがあるんで、そこはちょっとなかなか苦労してるシーンです」

舞台に臨むカラフルダイヤモンドの(前列左から)小辻庵、内海太一、古川流唯、中下雄貴、設楽賢、(後列同)加藤青空、高垣博之、國村諒河、岡大和、関優樹、永遠

――前回の舞台から自分が一番成長したと感じる人は?

一同「おおーー!」
(設楽賢と岡が挙手。設楽の方が早かった)

設楽「台本を読み込む力、読み取る力」

一同「どういうこと?」

設楽「前回があったからこそ、なんかスルっと台本が頭に入ってきて、覚えようとしなくても自分の口から出てるというか…早くスッと言えるようになりました」

――演技ではどうですか?

設楽「前回の時は、人から(せりふの)キャッチボールがきて投げかけることにちょっと苦手意識があって、演技で不安な部分がありました。でも、大和くんが相手に相手に投げかける時のコツを教えてくれたんですよ」

一同「なになに?」

設楽「“ボールを持って投げるイメージで、せりふを相手に投げかけるとスムーズに出るよ”って言われて、やってみたら、本当にやりやすくなったんです。本当に(岡は)先生です」

古川流唯「僕も一つ、成長エピソードあります。前作では出てなかったんですが、稽古期間に永遠くんが毎回落ち込んで帰ってきてたんです。“怒られちゃって”って言って。でも、今回はあんまり怒られてなくて、怒られても前よりはへこんでなかったので成長したのかなって思います。本人の口から聞いてみたい」

永遠「自分で?みんなからじゃなくて?(笑い)胸を張って成長したっていうほどの確信はないんですが、前回よりもうまく演技に向き合うことができたんじゃないかなっていうのは自分では思ってます。どうですか?」

小辻庵「ちなみにですが、きょう怒りました」
(一同爆笑)

――メンバー同士で怒り合うんですね。

國村「そうなんです(笑い)。前回は僕がリーダーとして怒ることがあったんですが、前回は僕の中でも舞台にすごいいっぱいいっぱいでした。でも、今回は楽しい気持ちで稽古できてたので、ちょっと機嫌が良くてあんまり怒らなかったですかね」
(一同笑う)

國村「でも、前回よりはやっぱ言うことも少なくなりました。頑張ってるんだなと思っています。このまま無事雷が落ちることなく最終日まで迎えられたらなと思っています(笑い)」

――最後に会場に来られるお客さんへメッセージを。

國村「本当にアイドルの光と影の部分を演じていて、影の部分が本当にかなり影なことをやっていて、こんな部分見せちゃっていいの?ってことを演じています。本当にアイドルを脱ぎ捨てた、言葉通り“脱アイドル”のカラフルダイヤモンドを見せられる機会かなと思ってます。これを逃したらもう見せる機会はないんじゃないかなとも思っています。この機会をしっかり見届けていただきたいですし、来てくださる方は異世界ファンタジーだよってことを念頭に置いて劇場に遊びに来ていただけたらなと思います。劇場でお待ちしております。よろしくお願いします」


【チームダイヤモンド】古川流唯、中下雄貴、小辻庵、岡大和、永遠、國村諒河

【チームカラフル】内海太一、設楽賢、國村諒河、高垣博之、関優樹、加藤青空

國村諒河は両チームに参加。

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  • 舞台に臨むカラフルダイヤモンドの(前列左から)小辻庵、内海太一、古川流唯、中下雄貴、設楽賢、(後列同)加藤青空、高垣博之、國村諒河、岡大和、関優樹、永遠
  • 舞台に臨むカラフルダイヤモンドの(前列左から)小辻庵、内海太一、古川流唯、中下雄貴、設楽賢、(後列同)加藤青空、高垣博之、國村諒河、岡大和、関優樹、永遠

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