INI 初披露曲を三輪車に乗りながら歌唱

INIが24日、京セラドーム大阪でアリーナツアー「READY TO POP!」の追加公演を行った。ツアーは昨年行われ、7都市で13万人を動員した。この日は3万5000人の前で「MORE」など初披露の4曲を含む全27曲をパフォーマンスした披露した。

初のドーム公演を行ったINI(前列左から)西洸人、木村柾哉、田島将吾(後列左から)池崎理人、尾崎匠海、松田迅、藤牧京介、後藤威尊、佐野雄大、許豊凡、高塚大夢©LAPONE Entertainment

この日のライブでメンバーは、いくつもの「乗り物」に乗って登場し、ファンを楽しませた。公演前半、メンバーはそれぞれの個性をイメージしたオリジナルのキックボードで花道をさっそうと走った。西洸人のキックボードには、前方にひときわ目立つ大きな黒い羽根が付いていた。「こんな感じに思われているんだね。飛べるかと思った」と笑顔。木村柾哉の1台には、かわいらしい龍のぬいぐるみが付いており、会場をなごませた。客席を一番沸かせたのが藤牧京介。リハーサルではかごに小さな犬のぬいぐるみが入っていたという。リハーサルで「誰かにプレゼントしちゃうぞ~」と発言したところ、スタッフからは「止めてください」と止められた。本番ではその犬が消えていた。「さすがに“やりません”と言っていたんだけどね」と残念そうだった。

初披露となった18曲目「Dirty Shoes Swag」では、メンバーは三輪車に乗りながら歌唱。パフォーマンス後には、そのまま三輪車レース。松田迅が1位になり「余裕」と胸を張った。最下位は藤牧、西、木村の争い。ほぼ同じタイミングで花道に駆け上ると、藤牧を西と木村がホールド。藤牧を最下位に沈めた。藤牧は「最年長2人が俺を引っ張りました」と観客に訴えた。西からリハーサルでは逆に藤牧から引っ張っていたことが明かされ、会場は笑いに包まれた。

終盤「AMAZE ME」「HERO」「Let Me Fly」の3曲ではメンバーが2手に分かれ、飛行船をモチーフにしたセットに搭乗。歌いながら会場を回った。初のドームは、広いステージを効果的に使う演出がめじろ押しだった。

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  • 初のドーム公演を行ったINI(前列左から)西洸人、木村柾哉、田島将吾(後列左から)池崎理人、尾崎匠海、松田迅、藤牧京介、後藤威尊、佐野雄大、許豊凡、高塚大夢©LAPONE Entertainment

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