TEMPEST「SBS INKIGAYO LIVE in TOKYO」トップバッター抜てき全5曲を熱唱 東方神起のカバーも
韓国の7人組ボーイズグループ、TEMPESTが3日、東京・有明アリーナで開催された同国を代表する音楽番組「人気歌謡」のライブイベント「SBS INKIGAYO LIVE in TOKYO」に出演した。
グローバルファンを一つにつなげるという意味の「Connect to Heart」をテーマに豪華アーティストが集結。360度のメインステージと左右に花道が伸びるステージ構成で各所に設けられたポップアップからアーティストたちが華やかに登場した。
そのトップバッターを飾ったのがTEMPEST。8月には日本初単独公演が行われ、今ますます注目を集めているアーティストだ。9月にリリースされたインパクトの強いヒップホップ曲「Vroom Vroom」を筆頭に「Dangerous」「Can’t Stop Shining」「Bad News」など初見でも盛り上がるテンションの高い楽曲が続き、最後は夏の来日公演を思い出す爽やかなサマーソング「DIVE」を披露。全5曲を熱唱した。
高音域を得意とするヒョク、優しい歌声のウンチャン、ラップもダンスもオールラウンダーにこなすリーダーのLEWと末っ子のテレ、キラキラ笑顔で誰をも魅了するハンビン、センターでダンスをまとめるファラン、パフォーマンス中もコロコロと表情豊かなヒョンソプと7人の魅力が詰まった充実のステージとなった。
「皆さん会いたかったです。今日は来てくれて本当にありがとうございます」とLEWのあいさつからトークタイムが始まると、ヒョンソプは「『Vroom Vroom』は少し前に出たばかりのホカホカの新曲なんですけど、皆さんいかがでしたか?気に入っていただけましたか?ミュージックビデオも見ていただけるとうれしいです」と新曲をアピール。ハンビンは「とても気分がいいです。『SBS INKIGAYO LIVE in TOKYO』のステージに立てて光栄です」と感想を語った。
ヒョンソプは「僕たち8月にデビュー後初の単独公演を開催したんですが、ここ東京と大阪で初めての海外公演を行ったんです。やっぱりアイドルになってうれしいなと思った瞬間でした」と得意の日本語で振り返った。
さらにK―POPレジェンドとのコラボ企画「スペシャルステージ」では、東方神起ユンホが映像で登場。「この曲は僕たちを世界に進出させてくれた曲」と紹介すると、TEMPESTがステージに現れ、東方神起「Rising Sun」のカバーパフォーマンスを披露した。K―POPの礎を築いた東方神起への強いリスペクトが感じられる力強いダンスに観客も引き込まれていた。
TEMPESTは2021年に韓国のYUE HUAエンターテインメントからデビュー。ファンネームはiE(アイ)で、メンバーは、LEW、ハンビン、ヒョンソプ、ヒョク、ウンチャン、テレ。デビュー以来数々の授賞式で新人賞を受賞するなど活躍を見せている。最新作「Vroom Vroom」は韓国の音楽番組1位を2度獲得するなど、その勢いは増すばかり。今後のさらなる躍進に期待が高まる。
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