<「モナキ」インタビュー連載②>俳優から39歳で再デビュー、最年長・じんが抱く“冷静な視点”
世間の熱狂とは裏腹に、冷静だった。純烈の弟分として注目を集める4人組「モナキ」。その最年長メンバー、じん(39)は、デビューを目前にした心境を「嬉しい反面、同じくらいの焦りや不安も感じている」と静かに語った。俳優としてキャリアを積んできたからこそ抱く、プロフェッショナルとしての矜持がそこにはあった。(トピクル取材班)

<モナキ インタビュー>ポーズを決めるじん(撮影・会津 智海)
じんは2011年にミュージカル「テニスの王子様」で本格的に俳優活動を開始し、14年には人気特撮シリーズ「烈車戦隊トッキュウジャー」に出演。主演の志尊淳や横浜流星らと共に、子供たちの人気を博した経歴を持つ。俳優として着実にキャリアを重ねてきた彼が、30代後半で歌謡グループとしてデビューする道を選んだ。
メジャーデビューに向け、レッスンを積み重ねた期間は2年半に及ぶ。「正直、もうデビューしているような気持ちでいますが、『あ、まだだったんだ』と我に返る感じです」と、目前に迫ったデビュー日を前に、引き締まった表情を見せる。
モナキはデビュー前からTikTokでのダンス動画がきっかけで爆発的な人気を獲得。各地のイベントではファンが殺到し中止が相次ぐなど、異例の事態となっている。この状況に、じんは手放しで喜ぶのではなく、客観的な視点を失わない。

<モナキ インタビュー>ポーズを決めるじん(撮影・会津 智海)
「戸惑うところもありますね。何百人ものお客さんを相手にさせていただくこともあるのですが、経験値として、その期待に応えられるだけのものが今の僕らにあるのか、という当然の心配はあります。そこは冷静に受け止めています」
グループでは最年長。最年少のおヨネ(28)とは11歳差もあるが「感じないです」と断言する。それは仕事に対するポリシーに根差している。「以前ミュージカルやドラマでチームを組んだ時も、年齢のギャップを感じてしまうと作品として成立しないと思っていた。同列の立場を与えられたのなら、年齢を感じてはいけないし、感じさせてもいけない」。年長者としての気遣いはあっても、意識の上では対等。それが信条だ。
もともと作詞作曲にも興味があったという。今後グループでの制作活動について問われると「需要があればぜひ挑戦したい」と、クリエーターとしての一面も覗かせた。カラーコーディネーターと色彩検定2級の資格を持つなど、豊かな感性が彼の表現の根底にはある。
インタビューの最後に、グループとしての目標を尋ねた。返ってきたのは、スターダムを駆け上がる興奮の中にあっても、ファン一人ひとりに寄り添おうとする温かい言葉だった。

<モナキ インタビュー>ポーズを決めるモナキ(左から)サカイJr.、ケンケン、おヨネ、じん(撮影・会津 智海)
「ずっと応援してくださる方々の近くにいるグループでありたいです。大きなステージを目指すのはもちろんですが、たとえそうなれたとしても、ファンの方とぎゅっと集まれるような場所も大切にしたい。いつでも『ほっとできる場所』を提供できるグループでありたい。そのマインドを忘れないようにしたいです」
決して自分を見失わない。冷静な瞳の奥に確かな情熱を秘めた最年長・じんが、グループの確かな羅針盤となる。(つづく)
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2026年04月03日 12時00分
<「モナキ」インタビュー連載①>純烈の弟分4人組が巻き起こす「なんでやねん」な旋風、幕を開けた4人の挑戦






