<「モナキ」インタビュー連載⑥>きょう8日デビュー、理屈抜きのパワーが閉塞感をぶち破る
突如として現れ、またたく間に日本中を巻き込む社会現象となりつつある4人組「モナキ」。きょう8日、デビュー曲「ほんまやで☆なんでやねん☆しらんけど」をリリースする。純烈のリーダー・酒井一圭氏がプロデュースする「名もなきモノ」たちは今、熱狂の渦の中心にいる。(トピクル取材班)

<モナキ インタビュー>ポーズを決めるモナキ(左から)おヨネ、ケンケン、サカイJr.、じん(撮影・会津 智海)
今回の連載を通じ、メンバー4人に話を聞く機会を得た。取材を終えたいま、強く印象に残っていることがある。それは、メンバーもスタッフも、誰もが口をそろえて「なぜ、これほどまでに注目されているのか分からない」と、嬉しそうに、そして少し戸惑いながら語る姿だ。そう、このブレークは計算されたものではない。TikTokで火が付いたデビュー曲「ほんまやで☆なんでやねん☆しらんけど」のダンス。その「ダサいけど一度見たら忘れられない」魅力は、緻密なマーケティング戦略というより、純粋な情熱が生んだ偶然の化学反応だった。

<モナキ インタビュー>ポーズを決めるじん(撮影・会津 智海)
この「計算のできなさ」こそが、モナキの最大の魅力ではないだろうか。俳優としてのキャリアで培ったプロ意識と冷静な視点でグループの精神的支柱となる、じん。その心の底には、ファン一人ひとりに寄り添う温かい情熱が燃えている。エリート建築士という安定を捨て、自らの人生とグループの未来を設計する戦略家、サカイJr.。その挑戦は「キャリアの断絶ではなく、厚みを増すため」だと語る。一度は夢破れた過去を持つ”コネ”加入の苦労人、ケンケンは自ら切り込み隊長となってグループを盛り上げる突破力を持つ。そして、奇抜さと愛らしさが同居する、おヨネ。そのパフォーマンスは見る者を惹きつけて離さない。年齢も経歴もバラバラな4人が織りなす化学反応は、どこまでも自然体で予測不能だ。

<モナキ インタビュー>ポーズを決めるサカイJr.(撮影・会津 智海)
不安定な世界情勢が続き、未来が読めない現代。人々が無意識のうちに求めているのは、4人が放つような底抜けの「明るさ」と「分かりやすさ」なのかもしれない。切実に「愛されたくて!」と叫びながらも、最後には「しらんけどぉ~」と突き放すデビュー曲の歌詞のように、理屈を超えたエネルギーが、知らず知らずのうちに人々の心を解き放っている。

<モナキ インタビュー>ポーズを決めるケンケン(撮影・会津 智海)
思えば、日本が「失われた10年」と呼ばれた平成不況のただ中にあった1990年代後半。社会全体が閉塞感に覆われる中、モーニング娘。の活躍が日本を明るく照らす一筋の光となった。特に1999年の「LOVEマシーン」は、今思えばモナキと同様、どこか「ダサいけど一度見たら忘れられない」中毒性のあるパフォーマンスで、不況で沈む人々の心を掴み、ミリオンセラーを記録する社会現象を巻き起こしたのだ。

<モナキ インタビュー>ポーズを決めるおヨネ(撮影・会津 智海)
モナキのブレークは、どこかあの時代の熱狂を彷彿とさせる。彼らの存在は、停滞する現代社会にとって、新たな活力となるのだろうか。
4人の物語は、まだ序章に過ぎない。この熱狂の先で、どんな景色を私たちに見せてくれるのか。もしかしたら、時代を変えるほどの大きなうねりを生み出すのかもしれない。しらんけど…。(おわり)

<モナキ インタビュー>読者プレゼントを手に笑顔を見せるモナキ(左から)おヨネ、ケンケン、じん、サカイJr.(撮影・会津 智海)
◆読者プレゼント 「モナキ」メンバー全員のサイン入りオリジナルステッカーを4名様にプレゼントします。応募方法は「トピクル」の公式X(旧ツイッター)で。締切は4月30日正午です。
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