<「モナキ」インタビュー連載④> “コネ採用”ケンケン、負い目をエネルギーに変える覚悟「存在を証明したい」

「まさか今こんな状況になるなんて、当初は思いもしませんでした」。純烈の弟分「モナキ」のメンバー、ケンケン(29)は、現在の熱狂ぶりを驚きと共に語る。他の3人がオーディションで選ばれたのに対し、プロデューサーである酒井一圭の指名で加入した、いわゆる“コネ”採用。その経緯を逆手に取り、自らの存在価値を証明しようともがいている。(トピクル取材班)

<モナキ インタビュー>ポーズを決めるケンケン(撮影・会津 智海)

ケンケンは高校時代に「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」のファイナリストとなり、芸能界の門を叩いた。2018年には映画「花は咲くか」で主演を務めるなど俳優として活動したが、一度は夢破れ、業界を去った過去を持つ。引退後は、元純烈メンバー・友井雄亮が経営する焼き肉店でアルバイトとして働いていた。まさにセカンドチャンスを掴んだ形だ。

「オーディションを受けていないからこそ、他のメンバーに負けちゃいけないという気持ちは強いです」。自身の経歴に対する負い目を、強いエネルギーに変えている。「このことをマイナスなイメージにしたくない。3人に劣らないように努力して、『ケンケンがいて良かった』と思ってもらえる存在になりたい」。その言葉には、並々ならぬ覚悟がにじむ。

<モナキ インタビュー>ポーズを決めるケンケン(撮影・会津 智海)

グループの「切り込み隊長」を自任するケンケンは、その役割を自分なりに解釈し、行動に移している。特に意識しているのは、強烈な個性を持つメンバー・おヨネの魅力を引き出すことだ。「おヨネの魅力がもっと伝わったらいいな、という思いで、あえて突拍子もないことを言ったりしています。いらんこと言う時もあるかもしれませんが」と、照れくさそうに笑う。自らが道化役になることもいとわず、グループがより注目されるための起爆剤になろうとしているのだ。

デビュー前の熱狂が、一過性のものに終わることへの危機感も強い。「まだデビューしたわけではない。デビューしてからも『あの時の勢いだけだった』と言われないように、基礎の力をしっかりつけて、皆さんに長く見ていただけるグループを目指したい」。その視線は、熱狂の先にある未来を冷静に見据えている。

<モナキ インタビュー>ポーズを決めるモナキ(左から)サカイJr.、ケンケン、おヨネ、じん(撮影・会津 智海)

グループとして掲げる具体的な目標は、年末の音楽賞だ。「やはり『新人』でいられるのはこの1年だけなので、レコード大賞の新人賞は本気で目指したいです。新人のうちにしか取れない賞ですから」。

逆境を知るからこそのハングリー精神と、愛されるキャラクター。ケンケンという名の突破力が、モナキをさらなる高みへと押し上げる原動力となるかもしれない。(つづく)

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