フジテレビ、旧ジャニーズ冠番組2本が揃って来年3月終了 さらに1本は関東ローカルに

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フジテレビで放送中の旧ジャニーズ事務所所属グループによる2つの冠番組が、来年3月末で終了することが分かった。KinKi KidsがMCを務める「KinKi Kidsのブンブブーン」(土曜前11・21)と、TOKIOがMCを務める「トキタビ」(土曜前10・53)。嵐の相葉雅紀がメインキャストとして出演する「木7◎×部」(木曜後7・00)が枠移動し、関東ローカルのみの放送になることも判明した。

代理店関係者によると、今回の改編には故ジャニー喜多川氏による性加害問題が影響。同関係者は「旧ジャニーズのタレントが出演する番組にスポンサーが付きにくくなっている。人気グループの冠番組も例外ではない」と現状を明かす。同局の立松嗣章編成制作局長は10月改編の説明会で「タレントに問題があったわけではないのでこれまで通りキャスティングした」と話した。年末年始の番組でも同事務所所属タレントを多く起用しているが、来春改編では大なたを振るう形になった。

「…ブンブブーン」はキンキの2人がゲストの希望に沿ってロケを行うバラエティー。2014年10月に始まり、約10年間続いてきた。キンキは96年10月開始の「LOVE LOVEあいしてる」以来、四半世紀以上にわたって同局でレギュラー番組を持っていた。

一方「トキタビ」はTOKIOがゲスト考案の旅行プランを巡る番組。深夜枠で放送されていた「TOKIOカケル」から移行する形で今年10月に始まった。相葉の「木7◎×部」も同月に、前身の「VS魂」からリニューアルされたばかりだった。関係者は「新番組がスタートしてからわずか半年でこのような動きがあるのは異例」と説明している。

なお同局は本紙の取材に「改編についてはお答えしておりません」とした。

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