TREASUREツアーファイナル<詳細リポート>腹筋チラつかせるジフン、セクシーさダダ漏れのジョンファンにファン悲鳴

ツアーのファイナル公演を行ったTREASUREの(前列左から)ジョンウ、ユン・ジェヒョク、ジョンファン、アサヒ(後列左から)ドヨン、ヨシ、ハルト、ジュンギュ、ジフン、チェ・ヒョンソク

TREASUREが3日、神奈川・Kアリーナ横浜で「2024 TREASURE TOUR [REBOOT] IN JAPAN」のファイナル公演を開催した。ライブの詳細リポートをお届けします。

「BONA BONA -JP Ver.-」で登場すると、「JIKJIN -JP Ver.-」「BOY -JP Ver.-」「HELLO -JP Ver.-」など、TREASUREを代表する人気ナンバーの全力パフォーマンスでオープニングセクションを飾った。生バンドによる演奏のおかげで、TREASUREの音楽がより強く伝わってくる。音源とは異なるアレンジに、メンバーのボルテージが上がっていった。

チェ・ヒョンソクは「今日はツアー最終日、横浜のステージがスタートしました。今日1日、皆さんと一緒に楽しんでいきたいです!」とあいさつすると、ユン・ジェヒョクは得意の関西弁で「ほんまに最後やって思ったら、さっきの4曲でうるっときて。最後までめちゃくちゃ飛んでくれたら嬉しいです」と感無量の様子。ハルトは「これからはトゥメ(ファンネーム)とTREASUREが楽しいステージを作っていきたいと思います」と、次の「B.L.T(BLING LIKE THIS)」「STUPID」のステージへと繋げた。

「STUPID」についてヨシは「初めて出した自作曲なんですが、こうしてコンサートでもお聴かせすることができて、すごく幸せに思います。今日の僕の夢に出てくるように、皆さんお願いします」とトゥメに歌唱を促し、愛情のこもったトゥメの美声にしばらく聞き惚れていた。「すげー。やばいな」というパク・ジョンウに、ヨシは「まじでちょっと感動。今日、僕の夢に出ます、絶対。ありがとうございます。トゥメの合唱を入れたリミックスバージョンを作りたいですね」と夢を語った。

ツアーのファイナル公演を行ったTREASURE

ユニットステージのセクションではジフン、ジュンギュ、ドヨン、ユン・ジェヒョク、ソ・ジョンファンによるT5「MOVE」、アサヒとハルトの「ありがとう」、チェ・ヒョンソク、ハルト、ヨシのラップチームによる「G.O.A.T feat.LEE YOUNG HYUN～VolKno」を披露。全員による「MMM(Rock Ver.)」を挟んで、ボーカルユニットのジフン、ジュンギュ、パク・ジョンウによる「THE WAY TO」など各自が得意分野でトゥメを魅了した。

メッシュのタンクトップから覗く立派な腹筋をチラつかせたジフンや、2月に高校を卒業したばかりなのにセクシーさがダダ漏れのジョンファンを見て、トゥメは悲鳴を上げていた。強烈な存在感で会場を一つにしたラップチーム、ボーカル3人は心に響く歌を届けてくれた。ゆったりとしたアレンジの「ORANGE」と、ステージに腰を掛けて歌った「HOLD IT ON」は、トゥメの歌声もよく響いていた。

カジュアルな衣装にチェンジし、「WONDERLAND」でステージに立ったメンバーたちは、ここからが本格的な遊びの時間だというように、ステージを駆け回りながら愛嬌を振り撒く。「B.O.M.B -JP Ver.-」は、ファイナルだけの日本語バージョン。歌い終わり、センターステージにころんと寝転がったアサヒに、そっと自身のフェイクファーコートをかける“お母さん”ことチェ・ヒョンソクにほっこりしていると、起き上がったアサヒはコートを羽織ってヒョンソクの真似をしながらのラップで合流し、メンバーを笑わせていた。

ツアーのファイナル公演を行ったTREASURE

「成人になった僕のステージをトゥメにお見せすることができて嬉しいです」と言うジョンファンに、ハルトは「(バックステージで)化粧直ししながら、モニター見なあかん!って見たもん。腹筋バキバキのジョンファンが服を脱ぎましたよ」とジョンファンの見せ場について言及。再び黄色い歓声が上がた。

ジフンは「今度は他のユニットにも出てみたいですね」と話すと、ハルトは「ジェヒョクにラップでもしてもらいます?実は隠れたラッパーですもんね!」とジェヒョクに振ったものの「まぁね、頑張ります(笑い)」と本人は照れ笑い。いつかラップステージにユン・ジェヒョクがゲスト参加する日が来るかもしれない。チェ・ヒョンソクの「みんな全部大きく歌ってください!」という掛け声から「I WANT YOUR LOVE」「I LOVE YOU -JP Ver.-」を披露し、アンコールへと突入。これで終わるわけがないと、元気一杯の様子で再びステージに現れたメンバーたちは「RUN」からトロッコに乗って「病」「Here I Stand」を熱唱する。

ツアーのファイナル公演を行ったTREASURE

かわいさ全開でファンサービスを繰り返すジュンギュは、頬に「TEU ME♡(トゥメ)」のアルファベットのシールを貼っていた。ドヨンは、ちょんまげ風に結んだ髪を時折触って楽しそう。ヨシは「横浜最後まで楽しんでいきましょう!」とさらに客席を煽った。「DARARI(ROCK REMIX)」は原曲とは異なる早いテンポにアレンジ。「MY TREASURE -JP Ver.-」「CLAP!」のステージでは、メンバー同士、遊びながら楽しむ様子が微笑ましかった。

最後は全員で手を繋いで深いお辞儀。しかし「今日は最終日だからさー、俺らまだ遊び足りないんだよねー!明日のことなんか全部忘れちまってぶち上がるぞー!」とハルトの声からダブルアンコールに突入する。本編で歌った「MMM(Rock Ver.)-JP Ver.-」はさらにパワフルに、「I WANT YOUR LOVE」はより激しくシャウト。そして最後は、サプライズで初披露の「LET IT BURN」を歌唱。最高潮のテンションとなり、TREASUREは合計24曲、2時間40分に及ぶコンサートを2万人のトゥメと共に盛り上げた。夏のファンミーティング開催も発表され、TREASUREは今年も熱い一年をトゥメにプレゼントすることを予告した。

ツアーのファイナル公演を行ったTREASURE