【トピクルオリジナルインタビュー】「タカラのびいどろ」W主演の岩瀬洋志×小西詠斗①(サイン入りプレゼントあり)

ポーズを決める岩瀬洋志(右)と小西詠斗(撮影・松永 柊斗)

俳優の岩瀬洋志と小西詠斗がダブル主演するドラマ「タカラのびいどろ」(BS朝日、tvkほか)が7月1日から放送を開始する。原作は、ボーイズ・ラブ作品を多く手がける鈴丸みんた氏で、「BLアワード2024」BLCD部門で第1位に輝くなどした人気作。クーデレ先輩・志賀宝(岩瀬)と、天然系方言男子・中野大進(小西)を演じる2人にトピクルがインタビュー。2回に分けた前編ではドラマの見どころについて聞いた。

ポーズを決める岩瀬洋志(撮影・松永 柊斗)

――岩瀬さんは志賀宝、小西さんは中野大進を演じます。自分との共通点を教えてください。

岩瀬「タカラは、すごく大人びていてクール。自分から人に対して壁を作ってしまうのですが、それは幼少期の苦しい体験に影響されているんです。台本を読んでいて、冷静に見えるけれど、心がその時点で止まっているんだなって感じました。心の成長が止まってしまっているから、そこから前に進むことができないんですよ」

小西「話がどんどん広がって、宇宙に行っちゃってたけど(笑い)。それで共通点はあったの?」

岩瀬「うーん。僕は人間不信とかはなかったけど、人に対して壁を作ってしまうところがあったんだよね」

小西「それは、どうして?」

ポーズを決める小西詠斗(撮影・松永 柊斗)

ポーズを決める岩瀬洋志(撮影・松永 柊斗)

岩瀬「うちは両親が共働きですごく忙しかったから、子供の頃から友達よりも1人で過ごす時間の方が多かったんだよね。それに週7日、毎日違う習い事をしていたから、学校が終わったら空手、絵、ギター、あとはテニスとか。放課後は同級生と遊ぶんじゃなくて、習い事の場所に直行してたの。だから同世代の子とどう接したらいいか分かんなくて。閉ざしちゃうんだよね。だからタカラの気持ちはすごくよく分かる」

小西「習い事の数すごっ!」

岩瀬「うん。でも、そういう場所では学べない、もっと大事なことがあったなって今は思うよ」

ポーズを決める小西詠斗(撮影・松永 柊斗)

――小西さんは役との共通点はありましたか?

小西「僕が演じる大進はインコを飼っているんですけど、僕も学生時代に水色のセキセイインコを飼っていました。ドラマでは、そのインコが亡くなってしまって、号泣しているところにタカラ先輩がやってきて慰めてくれるっていうシーンがあります」

岩瀬「インコってどのくらい生きるの?」

小西「うちのピロちゃんは、小学生の時に家に来て、19歳になるまで元気で暮らしていたから10年ぐらいかな」

岩瀬「ええ!すごい長生きだね」

小西「うん。かわいかった」

ドラマ「タカラのびいどろ」の1場面 ⓒ鈴丸みんた/新書館 ⓒ「タカラのびいどろ」製作委員会

――インコを飼育していた以外に、共通点はありましたか?

小西「あっ!そうですよね。大進と僕とは…。性格は似ていなくて、似てるのは考えすぎて頭がパンクしちゃうところが似てるって思いました。ほかには…。大進は『こう!』と決めたらすぐ動いちゃうんですけど、僕はそんな即決とかできないんで、すごいなって思いました。僕はストレートにものを伝えることも苦手なので、できちゃう大進がうらやましいです」

――ドラマ撮影期間は1カ月弱だったと聞きました。

岩瀬「撮影の時はずっと一緒にいたよね。役では、僕が先輩なんですけど、実際は僕が詠斗くんよりも4歳下で、最初は敬語だったんですけど、詠斗くんから“分かんなくなるから、敬語やめよう”って言ってくれて、そこからぐっと距離が縮まって、芝居もしやすくなりました」

小西「年齢とか気にせずにやりたかったので、敬語はやめたかったんです。コミュニケーションを密にしようって、毎回、台本も読み合わせしたし。僕らはすぐに仲良くなったけど、ドラマで2人の距離が少しずつ縮まっていくので、その感じも楽しんでほしいです」

ドラマ「タカラのびいどろ」の1場面 ⓒ鈴丸みんた/新書館 ⓒ「タカラのびいどろ」製作委員会

――撮影中、お互いはどんな存在でした?

岩瀬「僕は撮影中は役が抜けないタイプなので、詠斗くんは大進にしか見えなかったですね」

小西「僕もタカラにしか見えなかったよー」

岩瀬「4つ年上とか忘れてたもん」

小西「すごいしっかりしてるから、僕も“先輩”って甘えちゃっていました」

――ドラマの見どころについて教えてください。

岩瀬「僕は最終回のシーン!」

小西「いきなり最終回かよ!」

岩瀬「うん(笑い)。ドラマのスピンオフシーンを見てほしいな」

小西「ああ、まあ、そうだね。良い意味で僕らの関係の完成形を見ることができるのがスピンオフだと思います。何てことはない、完全なる日常なんですけど、お互いが完全に気を許している。正面を向いて向き合っている素顔を見ることができると思います」

ドラマ「タカラのびいどろ」の1場面 ⓒ鈴丸みんた/新書館 ⓒ「タカラのびいどろ」製作委員会

▼岩瀬洋志(いわせ・ようじ)2004年(平16)1月6日、兵庫県出身。高校1年の時に、電車内で振り向く姿を、学校の先輩が「後輩が可愛い」とTikTokに投稿した動画が大バズり。インスタグラムのフォロワーが一気に増えたことをきっかけにモデルの活動をスタート。23年にドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」で連続ドラマにレギュラー出演。雑誌「ViVi」が選ぶ国宝級イケメンランキングのNEXT部門に入賞。CMでも活躍する。178センチ。

▼小西詠斗(こにし・えいと)2000年(平12)1月21日、広島県出身。日本一のイケメン男子高校生を決めるコンテスト「男子高生ミスターコン2017」でモデルプレス賞を獲得し芸能界入り。19年に舞台「刀剣乱舞 維伝 朧の志士たち」に出演。20年から日本テレビ系情報番組「ZIP!」の流行ニュース キテルネ!でリポーターを務めている。10月には米ニューヨークで上演されるミュージカル「進撃の巨人」-the Musical-に出演する。167センチ。

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  • ドラマ「タカラのびいどろ」の1場面 ⓒ鈴丸みんた/新書館 ⓒ「タカラのびいどろ」製作委員会
  • ドラマ「タカラのびいどろ」の1場面 ⓒ鈴丸みんた/新書館 ⓒ「タカラのびいどろ」製作委員会
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