【トピクルオリジナルインタビュー】「タカラのびいどろ」W主演の岩瀬洋志×小西詠斗②(サイン入りプレゼントあり)

インタビューに答える岩瀬洋志(左)と小西詠斗(撮影・松永 柊斗)

俳優の岩瀬洋志と小西詠斗がダブル主演するドラマ「タカラのびいどろ」(BS朝日、tvkほか)が7月1日から放送を開始する。原作は、ボーイズ・ラブ作品を多く手がける鈴丸みんた氏で、「BLアワード2024」BLCD部門で第1位に輝くなどした人気作。クーデレ先輩・志賀宝(岩瀬)と、天然系方言男子・中野大進(小西)を演じる2人にトピクルがインタビュー。2回に分けた後編では表現者としての原動力や今夏やりたいことについて聞いた。

インタビューに答える小西詠斗(撮影・松永 柊斗)

――岩瀬さんは志賀宝、小西さんは中野大進を演じました。ドラマでは、一度しか会ったことがない先輩に会うために、大進がした決断が2人の人生を大きく変えました。大進のように、運命を変えた決断は、これまでにありましたか?

小西「僕はこの世界に入ったことですね。当時は勇気を出して、覚悟をして入ったんですけど、周りに反対されていて、あとバカにもされていたんです」

岩瀬「僕もこの世界に入ったことは大胆な決断だったって思います。16歳ぐらいだったんですけど。昨年の3月に知人の紹介で今の事務所に入って、視野が広がりました。なんかずっとさまよっていた感じだったんだけど、今のスタッフが選択肢を増やしてくれました。『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』(日本テレビ系)とか『新空港占拠』(同)など、たくさんのドラマを経験させてもらって、今回の作品につながっています。“色々やったな”って自分をほめてあげたい気持ちもあります。でも、ほめちぎると図に乗るんで、ちょっとだけ」

インタビューに答える岩瀬洋志(撮影・松永 柊斗)

小西「成長したんだね」

岩瀬「うん。自分と向き合うことって避けがちだけど、この1年間はしっかり向き合って、考えて。どこを改善したら伸びるのかとか、すごく考えたんだよね。逃げずにいた時間が成長に繋がったのかな…って。今は一つ一つの選択を間違えたくないなって言う気持ちが強いかな」

ポーズを決める小西詠斗(撮影・松永 柊斗)

――岩瀬さんが「新空港占拠」で演じた武装集団の「猿」は「イケメン過ぎる!」と視聴者を沸かせました。小西さんは情報番組「ZIP!」(日本テレビ系)の「流行ニュース キテルネ!」で約4年間リポーターを務めるなど幅広く活躍していますね。原動力についても教えてください。

小西「好きだから。これに尽きます。好きだから逃げたくない!」

岩瀬「本当にそうだよね。撮影は早朝から、深夜まであるし、好きじゃないとできないよなって思います」

――先ほど、小西さんは「バカにされたこともあった」って話していましたが、イヤな思いをしても頑張れたのはどうしてだと思いますか?

小西「僕は最初、本当は演技とか好きじゃなかったんです。劇場に出ていた時期は、全然楽しくなくて、自分にはセンスがないから楽しくないんだって思い込んでいたんです。1年半後ぐらいに、『素敵なカミングアウト』(2019年)っていう舞台作品に出演して、その時も最初は“イヤだな”と思っていたけど、周りの先輩が台本を読み込んでいる姿を見て、僕も家で真似してみたんです。読み込んでいく中で気付くことがあって、それを稽古場に持って行ったら、少しずつだけど評価してもらえて。その積み重ねがマジで嬉しくて、それからかな。芝居が面白いと思えたのは」

岩瀬「うん。すごい分かる。ドラマの撮影をしているとき、ずっとそういう話をしていたよね」

小西「うん。そうだったね」

ポーズを決める岩瀬洋志(撮影・松永 柊斗)

――岩瀬さんは成功体験というか、これがあったから続けられるというものはありましたか?

岩瀬「僕は、自分からやりたいと思ったものしかやりたくないタイプ。学生の時は親の期待に応えたいと、医者になろうと思って受験勉強していた時期もあったんです。でも、自分の人生なんだからって、この道を選んで、悩んだ時期もあって…。俳優のほかに、ブランドの広告モデルとか、いろんな事をやってきて、今は全部好きだって言えるんですよね。みんな違うけど、表現するというところで繋がっている。洋服を着てダンスをしながら、写真を撮影したりもするし、全部、芝居に繋がっていると思うんです。悲しい、苦しい、うれしい。いろんな感情があって、それを表現できたとき、芝居が楽しいと思えるようになったんです。それが僕の成功体験です」

ドラマ「タカラのびいどろ」の1場面 ⓒ鈴丸みんた/新書館 ⓒ「タカラのびいどろ」製作委員会

ドラマ「タカラのびいどろ」の1場面 ⓒ鈴丸みんた/新書館 ⓒ「タカラのびいどろ」製作委員会

――ドラマの放送が始まる頃は夏真っ盛り。それぞれ今夏にしたいことを教えてください。

岩瀬「僕は海に行きたいです!」

小西「じゃ、僕は山に行こうかな。うそうそ(笑い)。本当はね、免許は持っているんだけど、ずっと運転していないから、練習して海に行きたいなって思ってます」

岩瀬「え、じゃあ僕を連れてってよ!」

小西「分かった。練習しておくから、湘南か鎌倉かー。一緒に行こっか!」

ドラマ「タカラのびいどろ」の1場面 ⓒ鈴丸みんた/新書館 ⓒ「タカラのびいどろ」製作委員会

▼岩瀬洋志(いわせ・ようじ)2004年(平16)1月6日、兵庫県出身。高校1年の時に、電車内で振り向く姿を、学校の先輩が「後輩が可愛い」とTikTokに投稿した動画が大バズり。インスタグラムのフォロワーが一気に増えたことをきっかけにモデルの活動をスタート。23年にドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」で連続ドラマにレギュラー出演。雑誌「ViVi」が選ぶ国宝級イケメンランキングのNEXT部門に入賞。CMでも活躍する。178センチ。

▼小西詠斗(こにし・えいと)2000年(平12)1月21日、広島県出身。日本一のイケメン男子高校生を決めるコンテスト「男子高生ミスターコン2017」でモデルプレス賞を獲得し芸能界入り。19年に舞台「刀剣乱舞 維伝 朧の志士たち」に出演。20年から日本テレビ系情報番組「ZIP!」の流行ニュース キテルネ!でリポーターを務めている。10月には米ニューヨークで上演されるミュージカル「進撃の巨人」-the Musical-に出演する。167センチ。

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  • ドラマ「タカラのびいどろ」の1場面 ⓒ鈴丸みんた/新書館 ⓒ「タカラのびいどろ」製作委員会
  • ドラマ「タカラのびいどろ」の1場面 ⓒ鈴丸みんた/新書館 ⓒ「タカラのびいどろ」製作委員会
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