近藤真彦、紅白出場についてジョーク対応「仮にオファーが来てもスケジュール空けないから」 長ラン姿で34年ぶり座長公演開幕
歌手の近藤真彦が14日、大阪・新歌舞伎座で34年ぶりとなる座長公演「ギンギラ学園物語」(同所で15日まで、東京・明治座で25~29日)の初日を迎えた。芸能生活45年で初となる演出にも挑戦。「昭和感満載に古くさく作り込んだ」というコメディーで、昼夜で3000人を爆笑に包んだ。
長ラン姿の近藤が姿を現すと黄色い声援が響いた。アイドルを目指すための学校が舞台で、近藤は転校生役。「マッチで~す!」と絶叫するサービスも飛び出した。共に80年代に活躍した中村繁之、浅香唯らアイドル仲間も17歳の高校生という設定で出演し、アドリブも盛り込みながら共演を楽しんだ。
客層のほとんどは50歳オーバー。浅香がけんかを仲裁するため「スケバン刑事」さながらにヨーヨーを取り出したり、近藤がお笑いコンビ「ダイノジ」と3人で肩を組み「たのきんトリオです!」と宣言したり、昭和ネタが飛び出るたびに客席には笑い声が響いた。
今年は理不尽な当時の習慣を痛快に描いたTBSドラマ「不適切にもほどがある!」がヒットするなど昭和が再注目された年でもあった。来年は昭和100年の節目。近藤は「令和の時代だからこそ、この劇場内だけは懐かしい空間にしたい。昭和の公開番組が舞台のイメージで、『カックラキン大放送!!』とかで当時叩き込まれた経験が演出に役立ちましたね」と語った。
舞台は2部構成で、後半には歌も披露。「スニーカーぶる~す」や「ギンギラギンにさりげなく」などヒット曲を中心に共演者たちと歌唱した。また一部報道では大みそかのNHK紅白歌合戦への出場が濃厚視されていたが、近藤は「オファー来てないもん。勝手に出場決まって勝手に落選してたよ!」と憤慨気味。「仮にオファーが来てもスケジュール空けないから」とジョークを飛ばしていた。
〇…共に音楽番組などで何度も共演した中山美穂さんが6日に亡くなったことについて、近藤は「54歳、若すぎるし残念だよね…」と声を落とした。死去当日はちょうど舞台のリハーサル中で、中村や浅香ら同期組もいた。「みな悲しみを乗り越えながら、しっかりと仕事をしました」と明かした。ここ最近は著名人の訃報が続いており「悲しいニュースの多い嫌いな時期だね。自分も60歳だし気をつけないと」と語った。
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