山田涼介がサイコパスな弟役 映画「BAD LANDS バッド・ランズ」9月公開

Hey!Say!JUMPの山田涼介が映画「BAD LANDS バッド・ランズ」(監督原田眞人、9月29日公開)に出演する。「ハラハラドキドキしたスピード感あふれる本作を楽しみに待っていてほしい」と語った。

映画「BAD LANDS バッド・ランズ」に出演するHey!Say!JUMPの山田涼介。右は主演の安藤サクラ

原作は直木賞作家の黒川博行氏の小説「勁草(けいそう)」で、特殊詐欺を生業(なりわい)とする姉弟を描くクライムサスペンス。主演は女優の安藤サクラが務める。

山田が演じるのは、主人公の弟。鋭い表情で拳銃を構えるなど、アイドルとして見せる王子様スマイルとは正反対の、社会の底辺でもがく姿を見せる。

山田は21年公開の映画「燃えよ剣」以来、2作目の原田監督作品参加。「燃えよ剣」では新撰組の沖田総司を演じた。

今作での起用について原田監督は「原作の(主人公の)橋岡の疫病神的パートナーとなるサイコパス矢代穣は、沖田総司が現代によみがえったらこうなるのではないかというコンセプトのもと参加してもらいました」。撮影は21年12月~昨年1月にかけて行われ、「沖田以上に切なく危険な若者を演じきった涼介の天才に私は魂を食いちぎられました」と褒めた。

安藤とは初共演。以前、プライベートで一度会ったことがあったといい「安藤さんだったら委ねられるな。安心してやらせていただこうと思いました」と信頼を寄せた。安藤は「本読みの時から〝あ、矢代だ!ぴったりだな!〟と思っていました。どんな化学反応が起きるのか楽しみ」と期待している。

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