髙木雄也、中山優馬、髙地優吾 会見ほぼ全文②髙木「優馬は立ってるだけで格好いい」
「Hey! Say! JUMP」の髙木雄也、中山優馬、「SixTONES」の髙地優吾主演の舞台「星降る夜に出掛けよう」が12日、京都南座で開幕した(21日まで)。これに先立ち行われた会見のほぼ全文の〝その2〟をお届けする。
――お互いの格好いいところは
髙木「優馬は立ってるだけで凄い様になっているなと。格好いいなって思いながら稽古場でずっと見ていました」
中山「ありがとうございます」
髙木「お芝居の仕方とかも凄く好きだなって思うし、今後お芝居をやるときとか見に行きたいなと純粋に思いました。髙地君は楽しかったです。本当にピュアさというか突っ込んでくる度胸が物凄いなと。僕にはないものでうらやましいなと思いました」
中山「髙木君は愚直な方なんだなと改めて思いました。昔はHey!Say!JUMPのライブで一緒にさせてもらったりとかそういう経験はあったんですけど、長い期間1つの作品をつくるというのは初めてでした。今日も前半かなり緊張していたという話をさっき聞いて、東京ドームとかでずっとライブをやられている中ここで緊張するんだなって。稽古の段階から一番セリフ量とか大変だったと思うんですけど、そういうところを一歩ずつ愚直に進んでいかれる方なんだなと尊敬しました。髙地君はその真逆でとりあえずやってみるという精神というか取り込んでみる勢いが凄いです。でも稽古が終わったら毎回僕に対して〝思うことある?〟ということを聞いてきたり、自分の中で試してみて進んでいこうとしているんだなと。その違いをそれぞれ尊敬しました」
髙地「髙木君は本当にジュニアの時からお兄さん的存在。凄いどしっと構えているなという感じです。自分の中では〝凄い緊張しいだから〟とか〝セリフ覚えるの遅いから〟とか言うんですけど、しっかり自分の中で落とし込んでいて背中を見て格好いいなって。稽古場からこの長い髪で色気を発揮していました。その辺はずっと追い続けたい。たまにやんちゃな部分もあるし。尊敬できるお兄さん的存在でした。優馬君は舞台に対して凄い変態な人だなと。本当にいい意味でです。今回の戯曲に関しても凄い難しい部分があったり、初めて見た方はどうやって捉えるんだろうなと思った時に、〝俺は台本読んだ時にこう思ったんですけど優馬君はどう思いました?〟って聞くと考えたこともない方向から意見が飛んできたりしました。セリフの中にドストエフスキーって言葉が出てくるんですけど〝彼の作品知ってる?〟って聞かれた時に正直自分の中で勉強不足だったりして〝全然分からないですね〟って言ってそこから一から教えてもらったりとか、そこから自分でもしっかり見てみようって思ったり。勝手に僕の中ではお芝居に関しては知識も豊富だったので辞書だと思っていました。何でも聞いたら答えが返ってくるので、何でも聞いちゃいました。そういうところは凄い尊敬しています」
――玉三郎さんの演出で一番印象に残っていることは
髙木「演出もそうですけど演出の細かいところまでいろんなことを計算されている方。最終的には玉三郎さんの衣装をそのままお借りしました。本当にちょっとでもいいから格好よく格好よく見せようとしてくれた。自分のものを貸していただきました」
中山「全て習いました。演出含めお芝居のことも歌のこともたくさん教えていただきました。最後にダンスの部分があるんですが、玉三郎さんが動きを少し体現してくれた時に爆発的にきれいなんですよね。その所作をダンスの中に取り入れられたらもう1つ上のステージにいけるかもしれないと思った」
髙地「僕はマントの所作をめちゃめちゃ言われた。マントなんて着て生活したことがないので本当に分からなかった。〝絶対に膝を曲げたら駄目なんだよ〟って言われて、本番は膝を曲げちゃったんですけど…。膝を曲げないで使ったりとか一つ一つ見せる所作というのを、着物を着て凄いきれいな所作をたくさんやられているからこそ教えていただいた。稽古場でも玉三郎さんがマントを着てマンツーマンで教えてくれた。玉三郎さんほどきれいにはできないけど指の先まで気を付けてやろうと。一つ一つ自分がやって見せてくれるというのが大きくて、口だけで言うより見せてくれるのが分かりやすくてためになりました。感謝しています」
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