GLAY<激白(2)>30年間の変化は「進化し続けてきたバンド力」、不変なのは「メンバーがお互いを尊重し合っている」

メジャーデビュー30周年を迎えたGLAYのドームツアー「GLAY EXPO GRAND FINALE」が5月31日、6月1日に東京ドーム、6月8日に京セラドーム大阪で開催された。公演前に激白したGLAY。変わるもの変わらないもの、この30年間を4人はどう見ているのか。メンバーそれぞれに“進化”を聞いた。

TAKURO

――「GLAY EXPO」のグランドフィナーレがスタートしました。EXPOは99年の幕張の20万人ライブに始まり、14年は東日本大震災復興への願いを込めて開催されました。改めて今回タイトルを「EXPO」としたのは?

TAKURO「ボクにとってEXPOと言うものの意味は、年をとるにつれ大事に変わってきました。最初のEXPOはただただ大勢の前でやりたいという気持ちで、2014年は皆さんの力になりたいという思いで、そして30周年はここまで支えてくれた皆さんに恩返しのような、できることを全てやろうと思い、EXPOというタイトルにしました。EXPOというタイトルにすれば、あらゆる活動がEXPOの名の下に結ばれるからです」

TERU

――GLAYは30年間、日本のロックシーンの第一線を走ってきました。年月を経てバンドとしての在り方に進化や変化はありましたか。またメンバーの絆に変化はあったのでしょうか?

TERU「30年で進化し続けてきたのはバンド力です。個々のプレーも進化してますが、バンドとして強い生命力が感じられるようになったと僕は思っていて、ファンの方たちとの距離感がより近くなっている分、その強い生命力に影響されてライブ後に会場を出る時には元気満タンになってる人も多いと思います」

HISASHI

HISASHI「大きかったのがコロナ下の活動でリモートを経験したことですね。個々の精度を上げるスキルアップにもつながり、より効率良い作業に出合えました」

TAKURO「『SAY YOUR DREAM』という曲にもあるように、彼女、親、友人たちよりも長い時間を共に過ごしたメンバーには死ぬまで感謝し続けると思います。そして死ぬまでGLAYを続けてほしいと心から願ってます。GLAYという場所がメンバーにとって心地よい場所であり続けられるよう人生を懸けて守りたいと思っています」

JIRO

JIRO「メンバー間は昔から変わらず、お互いを尊重し合っています。バンドとしては、常にメンバーそれぞれがやりたいことをみんなでかなえるという姿勢を保ち続けているので、これからも一つ実現するたびに、進化し続けていけると思っています」

GLAY

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