LUNA SEA・SUGIZO「本当に光栄」「歌舞伎はロック的な芸術」市川團十郎との初共演実現に喜びを隠せず

舞台「SEIMEI」の囲み取材を行った(左から)SUGIZO、田中傳次郎、嶋﨑斗亜、市川團十郎、今井豊茂、広井王子
歌舞伎俳優・市川團十郎が3月1日、東京・新宿の「THEATER MILANO―Za」で同日開幕主演舞台「SEIMEI」のゲネプロと取材会を同所で開いた。
平安期の陰陽師・安倍晴明を團十郎が演じ、関西ジュニアの嶋崎斗亜が、晴明を裏切る朱雀役で出演。ロックバンドLUNA SEAのギタリスト、SUGIZOが音楽を手がけ、ダンサーのケント・モリを務めた異色の邦楽劇で、ロック調の楽曲に合わせて中村鷹之資が舞う場面もある。
團十郎は「歌舞伎という演劇は、決まったものの中で伝統を守っていくので、ルールがある。(今回の邦楽劇は)ルールを残しながら、斗亜くんの存在、SUGIZOさんの音楽、ケントさんの振り付けがある。(2月の大阪公演を終えて)楽しんでもらえているという空気を感じているので、もうちょっと頑張っていきたい」と意気込んでいた。
團十郎の言葉をかみしめていた嶋崎は「勉強になることばかり。(歌舞伎の)型とか、まだまだ苦戦している最中。台本を読んだあと、感情の動きとかまだ甘いところがあったので、アドバイスをいただいている」とコメント。
團十郎は「間の取り方について、話したよね。門に日と書いて『間』と書きますが、歌舞伎は魔とも言い、そこに怖い物が宿っているんです。ミュージカルの間と、歌舞伎の間は違うので、歌舞伎の“魔”を輸血するというか、アドバイス的なことをしました」とやりとりを明かすと、嶋崎は師を仰ぐような瞳で、團十郎を見つめていた。
囲み取材にはSUGIZOも同席。21日の2公演での生演奏を前に「本当に光栄。歌舞伎の存在は古典でありながらロック的な芸術と認識しています。それまでの常識とかを打ち破るところには、アナーキズムがある。ロックミュージシャンと相性良いと思う」と團十郎らとの初共演を喜んでいた。
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