LUNA SEA、真矢さん死去後初のステージ 空席のドラムセットと誓った「止まらない」約束
ロックバンド「LUNA SEA」が12日、ドラムスの真矢さん(享年56)の死去後初となるライブを東京・有明アリーナで行った。真矢さんがドラムを叩くことを目指してきた特別公演。生前の映像と空席の愛用ドラムセットをバックにパフォーマンスしたメンバー4人は、遺志に沿って走り続けていくことを誓った。

復活ライブを行ったLUNA SEA(左から)INORAN、J、RYUICHI、SUGIZO。ドラムは真矢さんの弟子の淳士が務めた
ドラムセットが2つ組まれた。1つは真矢さんがデビュー当時に使っていたヤマハ社製品。この椅子は空席で、隣のセットには真矢さんの弟子を自称する「SIAM SHADE」の淳士がサポートドラマーとして座った。幕開けは真矢さんがINORANと共作した「UP TO YOU」だった。
「いろんなことを考えたけど、一番大切な真ちゃんとの約束があるからライブをやるという決断をしました」
ボーカルのRYUICHIは、公演決行を判断するまでに苦悩があったことをほのめかした。真矢さんが先月17日に死去して1カ月足らず。高校の同級生で親友だったギタリストのSUGIZOは「真矢はここにいるから!にぎやかなことが好きだから、喜ぶことをしよう」と、メンバー同士で誓い合ったことを観客1万2000人にも呼びかけた。
ステージ上のスクリーンには生前の真矢さんがドラムを叩く映像が流れ、メンバーは呼応するように時に激しく、時に情感たっぷりにパフォーマンスした。約2時間にわたって代表曲「ROSIER」や「WISH」など17曲を披露。公演は生配信され、全国のファンが見届けた。
公演は「LUNATIC X’MAS」と題され、当初は昨年12月のクリスマスに開催予定だったが、SUGIZOの交通事故で延期となっていた。公演前日の11日にはファンクラブに向けた動画で、メンバー4人が真矢さんの「LUNA SEAを止めないで」という遺志を継いでいくことを改めて誓った。
公演中には5月から全国ツアーを行うことを発表。歩みを止めることなく「一番大切な真ちゃんとの約束」を果たしていく。
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