松岡の“反撃”で謝罪へ…日テレが功労者に終始した「冷たく硬直化した対応」の代償
元TOKIOの国分太一が記者会見を開き窮状を訴えてから約2週間、事態は新たな局面を迎えている。日本テレビが、国分のコンプライアンス違反問題を巡る一連の対応を巡り、城島茂、松岡昌宏に対し謝罪の意向を示したのだ。

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異例の謝罪のきっかけになったのは松岡昌宏の“反撃”だ。国分の会見後、複数のメディアの取材に応じ「日本テレビさんのやり方はコンプライアンス違反にはならないのでしょうか」と訴えた。
松岡が最も納得していないのは、日テレ側から松岡らに対し、国分に関するコンプライアンス違反の詳細や、今回の対応について何の説明もないという点だ。国分の会見後、松岡はインタビューで日テレ側の姿勢に対し「我々は一体どういう立ち位置で番組側と向き合っていけばいいのか」と、露骨に不信感を露わにしている。長年番組に尽くしてきたメンバーに対して、一方的な決定と情報遮断で対応する日テレの姿勢は、功労者を軽視していると指摘されても仕方がないだろう。
松岡の怒りは、看板番組「ザ!鉄腕!DASH!!」に関する日テレ側の発言にも向けられている。日テレの福田博之社長が「城島さんと松岡さんには続けて出演していただく」と話したことに対し、松岡は「出るか出ないかについて我々の意思は日本テレビさん側には関係ないのか」と、出演者の意思を無視したような発言に疑問を投げかけた。
この疑問の根底には、メンバーが番組に捧げてきた30年間の献身がある。松岡は30年にわたる番組継続の中で「ケガもありましたし、病院にも何度も運ばれています。今さらそれをどうこう言うつもりはありませんが、それはコンプライアンス違反にはならないんですかね」と皮肉を込めて苦言を呈した。これは、過酷なロケを通して番組に尽くしてきた長年の功労と、その敬意を欠いた今回の対応との落差を痛烈に批判したものだ。
過去に「鉄腕DASH」の現場で問題が起きる度、TOKIOのメンバーはスタッフと一致団結して番組を守ってきた経緯もある。それにもかかわらず、今回の件では話し合いもないまま国分が追放され、長年にわたる信頼関係が崩壊したことに、松岡が不満を抱いていることは明らかだ。
長瀬智也も今年6月、国分の降板が発表された直後にSNSに「ヤラセだらけの世界に疲れたらレースをおすすめします。そのかわりヤラセだらけの世界に戻れなくなります」と投稿し物議を醸した。これは国分らメンバーへのエールだったとみる関係者も少なくない。
自らのリスクを顧みずテレビ局批判を展開する松岡の「男気」は、冷徹で硬直化した対応に終始する日テレ側の姿勢が、この事態を招いたことを示している。事態は今後も大きく動く可能性がある。(トピクル取材班)
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