SUPER EIGHT安田章大、唐十郎作品に気合十分…自らテント設営「エネルギーがたぎっている時代を令和に」

SUPER EIGHTの安田章大が13日、東京・新宿の花園神社境内で、唐十郎初期作品連続上演「愛の乞食」「アリババ」(きょう14日~7月6日)の通し稽古を公開した。

囲み取材で笑顔を見せる安田章大

唐さんがアングラ演劇ブームに火を付けるきっかけとなった「紅(あか)テント」公演を行っていた同所に“紫テント”を特設して上演する。自身もテント設営に携わったといい「テント役者というものは、ひとつひとつ自分たちで作っていくんだということをしっかり学ばさせて頂いた」と回想。「来てくださった方々は僕が作った席かもと思って座ってください」とファンにアピールした。

囲み取材に応じる安田章大

演出を務めるのは金守珍氏。2023年上演の舞台「少女都市からの呼び声」以来、2度目のタッグとなるが「安田章大の凄さを(当時の)何十倍も見せつけられた。(稽古が)楽しくて仕方なかった」と安田の成長を感じている様子。「こんなスーパーアイドルいます?歌も凄い。動きもキレッキレだし半端ないです。才能の塊です!」と賛辞が止まなかった。

唐十郎初期作品連続上演「愛の乞食」「アリババ」の公開ゲネプロを行った安田章大(右)と演出の金守珍氏

いよいよ初日を迎え「唐さんが喜んでくださることがまず第一だと思っています」と安田。「学生運動があった60年代とか70年代。渦巻く渦巻く渦巻くという、本当にいろんなものが起きていた時代だったので、そういうエネルギーがたぎっている時代を令和にもう一度呼び寄せられたらなと思っています」と力を込めた。

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