村上信五が近大で初講義 「あれなんやったんやろ」事務所名変更に言及…困難乗り越え論を語る

SUPER EIGHTの村上信五が11日、近畿大(東大阪市)で講演会。460人の学生を前に初めての〝講義〟に挑戦し「有意義な時間でした。楽しくやらせてもらいました」と目を細めていた。

近畿大で520人の学生を前に講義する「SUPER EIGHT」村上信五

ブルーのジャケットで大教室の最後方から登場した村上。460人のうち85%が女性という〝聴衆〟から大きな拍手が起こり、手を挙げながら壇上に上がった。

テーマは「芸能活動を超えて広がる、セルフプロデュースとビジネスデザイン」。村上はアイドルとしてグループでの音楽活動だけでなく、個人としてテレビでのMC、ドラマや映画出演、ラジオ、舞台、CM出演に加え、執筆活動、農業関連会社の経営などにも参加するなど幅広い分野で活躍している。

近畿大で520人の学生を前に講義する「SUPER EIGHT」村上信五

そんな村上に近大の「デザインクリエイティブ研究所」がオファー。「やったことがなかったんで。大学生がオレの話を聞いてくれるのかと」と快諾した。12月に入ってから学内のWEB掲示板で公募したところ280人の定員を大きくオーバーしたため、460人に拡大。講演場所も大教室へ変更となった。

講義はいきなり最初から、学生からの質問を受けてスタート。「普通なら話が終わってから質問を受けるんやろうけど」と村上流だ。何を話すかは「全く用意してこなかった」と白紙の状態で登壇。日頃から日本テレビ「月曜から夜ふかし」でマツコに鍛えられているおかげで、トーク力は抜群。受講した学生も「ホントに話がおもしろかったです」と感動したようだった。

女優を目指す学生、言葉の伝え方を聞く学生らからの質問に自身の経験談、考えを交え、グループのメンバーやなにわ男子、SnowManら事務所の仲間を引き合いに出しながら詳しく、分かりやすく説明。質問の前に「ご結婚おめでとうございます」と祝福されて照れ笑いするシーンも。「困難をどう乗り越えたか?」との問いには「会社は大変やったけど。我々は大変じゃなかったかな。名前が変わったけど。あれなんやったんやろって。風化させたらアカンのやろうけど」と振り返っていた。

講義後、囲み会見で村上は「緊張はしなかった。頷きながら聞いてくれてるのが新鮮だった。自分を振り返るいい機会にもなりました」と90分間しゃべり続けた疲れもみせずに、手応えを感じていたようだ。

近畿大で520人の学生を前に講義する「SUPER EIGHT」村上信五

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