【THE SUPER FRUIT公演後インタビュー①】7人満面の笑みで達成感「想像をはるかに超えた景色」

THE SUPER FRUITが23日、千葉・幕張メッセの展示ホール8でグループ史上最大規模のライブ「THE SUPER FRUIT WORLD 2025 in 幕張メッセ」を大成功させた。終演後、インタビューに応じた7人は、大きな挑戦を支えてくれたフルファミ(ファンの愛称)、スタッフに感謝した。(西村 綾乃)

7人で1つの”花”を作り笑顔のTHE SUPER FRUIT

ライブは昨年11月3日に、東京ドームシティホール(TDC)で行った「THE SUPER FRUIT WORLD 2024」と同様、遊園地のような「スパフルワールド」がテーマ。スクリーンに映し出されたゲートが「ひ・ら・け・ふ・る・う・つ」というパスワードによって開かれると、パークに続く列車の“車掌”をイメージしたブルーの衣装に身を包んだ7人が登場。割れんばかりの歓声が響いた。

約2時間半のライブを終えたばかりのメンバーは満面の笑み。取材のためイスに腰掛けると「やっと座れたーーー!!!」とやり切った表情を見せた。小田惟真は「今、寝落ちちゃいそうになっちゃった」とビックリ。田倉暉久は「イヤモニをしていても歓声が聞こえた!」と感想を口に。充実したライブについて7人に聞いた。

――ライブを終えた今の思いから教えて下さい。

田倉「このステージのリハーサルとかも含めてなんですけれども、ここがファンの方で埋まるのかっていう想像をはるかに超えてきた景色を1発目で見ることができました。イヤモニ(両耳に付けるイヤホン)をしていたんですけど、それを超えてなんか弾けるみたいな声が聞こえてきて驚きました。最後まで皆さんを飽きさせないことが大事と、センターステージやトロッコなど、新しい試みにも挑戦したので、会場の後方にいた方も満足させることができたかなと思います」

手で”花”を作り笑顔を見せたTHE SUPER FRUIT

――充実していたのが伝わります。言葉があふれますね。

田倉「はい。1番伝えたいことは、THE SUPER FRUITって、1番最初から皆さんに笑顔で帰っていただくっていうことを大事にライブを作ってきたので、今日は結構それを象徴するライブができたと思います。昨年のTDCで初めてのスパフルワールドをやって、すごい感動してウルッとして、楽しかったっていうのは、もちろんあったんですけど、他の色んな感情もあった。今回は本当に純度100パーセント楽しんで帰っていただけていたら個人的にすごいうれしいなと思うし、そういった実感を持てたライブになったと思います」

――昨年のTDCを終えた直後のインタビューは、7人共涙で真っ赤な目でした。TDCではステージ上で舞台(今年1月に初開催した『OH BABY!! PLEASE GO HOME!!』)や今日のライブの開催が発表され、驚きとライブでやり切れなかったという悔し涙とが入り交じって、とにかく涙涙だったので今の晴れやかな顔に成長を感じました。小田さんは「悔しかった」という言葉と「来年は会場の外にも声が響くように歌いたい」って話していました。

小田「今日はTDCの悔しかった思いっていうのが、どこ行っちゃったんだろうって、忘れるぐらいの満足感がありました。ほんとに楽しくて、自分の中の正解ってこれだよねって、自分のやりたかったことが目に見えて分かったのが今日でした」

THE SUPER FRUIT(左から)阿部隼大、堀内結流、小田惟真、田倉暉久

――髪色が金髪になっていて驚きました。スクリーンに小田さんの姿が映った瞬間、会場もどよめいていました。

小田「初心の気持ちを持ちたいなと思って、外見から変えたいと一昨日ブリーチしました。2回ブリーチして、トリートメントもしたから6時間くらいかかりました。変えた理由は、今までのライブでは、自分にフォーカスを当てていたのですが、今回は7人で何度もミーティングをして、『スパフルのためにしたいこと』を本音で話し合うことが多かったんです。それで自分の気持ちも知れたし、みんなと同じ方向に向くこともできて、それが切り替え点になったので、今まで通りの自分でみんなに会うのはなんか違うと、自分の中で区切りがないと嫌だなと思ってイメチェンをしました。新たな自分で来年も再来年も活動したいという思いを込めています」

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  • 7人で1つの"花"を作り笑顔のTHE SUPER FRUIT
  • 手で"花"を作り笑顔を見せたTHE SUPER FRUIT
  • THE SUPER FRUIT(左から)阿部隼大、堀内結流、小田惟真、田倉暉久

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