【ONSENSEインタビュー⑤】就職内定を辞退!タマムラユウ、大学ラストイヤーで選んだ「ステージでのパフォーマンス」

今年8月にデビューを飾り、10月24日にリリースした2枚目シングル「とんでって」も好調な6人組「ONSENSE」。メンバー6人へのインタビュー連載の5回目はタマムラユウ。大学生活のラストイヤーを目前に控え、就職内定を手にしながらもデビューの夢を選んだメンバーだ。「幼い頃からステージでパフォーマンスするのが夢だった」という言葉に静かな確信がにじむ。(トピクル取材班)

ポーズをとるONSENSEのタマムラユウ(撮影・藤山 由理)

誠実な雰囲気をまとい、現場では自然とメンバーに優しく声をかける姿が印象的だ。グループ内では頼れる存在の一人でありながら、自分の選択の重みを人知れず受け止めている。選択を巡る家族や周囲との会話や葛藤を多く語らない分、行動で示すタイプだ。

ポーズをとるONSENSEの(上から)アカリ、タマムラユウ、エノモトタクヤ(撮影・藤山 由理)

楽曲についての反応にも、実直さが表れる。自身の周囲から「いい曲だ」と好評を得る一方で、カラオケなどで一人で歌う難しさを指摘する声もあるという。ONSENSEの楽曲は6人それぞれに歌割りがあり、ラップパートも多い構成だ。タマムラは仲間と作り上げるハーモニーの価値を理解しており「1人でなく6人で披露するからこそ意味がある」と考えている。

目先の目標はやはりワンマンライブ。だが視線はさらに遠く、海外のステージにも情熱を示す。「個人的に海外へ行くのが好きなので、みんなで海外のライブイベントに出演したい」と夢を語るその表情には、単なる興味以上の具体的な意欲が宿る。海外で自分たちの色を試したいという思いは、内定を辞退してまで掴んだチャンスを無駄にしないという決意と響き合う。仲間とともに育てていく音楽と舞台で、どのように成長していくのか――静かに、しかし確かに進むその歩みから目が離せない。

ポーズをとるONSENSE(撮影・藤山 由理)

<関連キーワードで検索>

この記事のフォト(3枚)

  • <ONSENSEインタビュー>ポーズをとるONSENSEのタマムラ ユウ(撮影・藤山 由理)
  • <ONSENSEインタビュー>ポーズをとるONSENSEの(上から)アカリ、タマムラユウ、エノモトタクヤ(撮影・藤山 由理)
  • <ONSENSEインタビュー>ポーズをとるONSENSE(撮影・藤山 由理)

関連記事

お気に入り記事一覧

お気に入りがありません。

プレゼント