木村拓哉「“素晴らしい物できましたね”と言っていただいた…」 10月に亡くなった料理監修の服部幸應さん偲ぶ

小林圭シェフ監修の特製ケーキを見つめる木村拓哉(撮影・五島 佑一郎)

俳優の木村拓哉が30日、都内で主演を務める映画「グランメゾン・パリ」(監督塚原あゆ子)の初日舞台あいさつに出席した。

パリで共演の鈴木京香、沢村一樹らとともに、料理監修を務めた小林圭シェフのお店に行ったという。厨房を見学した沢村は「連ドラの最初の料理を作るところを間近で見たときと、(小林シェフと木村が)同じ動きでしたよ。あのときから(木村の動きは)完成されていた」と感じたという。「20年くらい番組やっていたから、どこか半分料理人になっているところがある」と「SMAP×SMAP」の人気コーナー「ビストロスマップ」を引き合いに語った。

木村も「20年以上バラエティー番組で料理を作っていた」と言及し、「そのときに自分にナイフの持ち方、肉、魚介、野菜への向き合い方を教えてくだっていた方に今回も2019年からサポートしていただきました」と裏話を明かした。

さらに、料理監修として参加し、10月4日に亡くなった料理評論家の服部幸應さんについても語った。「この間お亡くなりになった服部さんもサポートしてくれていた。この作品も僕らと同じタイミングで、0号試写で見て下さった。“素晴らしい物できましたね”と言っていただいたのは凄くうれしかったです」と服部さんが作品を見ていたことを明かした。

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