【ACEes一問一答①】「音が出ない」「命綱なしの8メートル」アザだらけで掴んだ新境地、極限ステージの舞台裏

ジュニアの5人組「ACEes」が12日、全国ツアーの東京・有明アリーナ公演の最終日を迎えた。新曲「真夜中のZOO」や、少年隊や嵐の曲など31曲を1万5000人のACEee(ファンの総称)の前で披露した。【以下、一問一答①】

熱唱するACEes(左から)那須雄登、深田竜生、浮所飛貴、佐藤龍我、作間龍斗(撮影・大城 有生希)

――結成2年目になりました。今回のアリーナツアーにかける思いを教えてください。

浮所飛貴「前回の最初のアリーナツアー『PROLOGUE』から今回は進化して、それぞれが1つ特技や持ち前のスキルを生かしたものを習得しようとしています。約半年の期間をかけて、それぞれ(佐藤)龍我はサックス、深田(竜生)が太鼓で、那須(雄登)がブレイクダンス、僕と作間(龍斗)でエアリアルというフライングを習得しました。ちょっとやそっと練習しただけでできるような技じゃなくて、しっかりと時間をかけてクオリティーの高いものを来てくださったお客さんに届けようと思って、僕らのこのコンサートにかけている思いを伝えたくて時間をかけて挑みました」

――その注目ポイントをやろうと思ったのはなぜ?

作間「そうですね、まずはホワイトボードに何を習得するか書き出したときに、うちの事務所の伝統というか、フライングも先輩方が昔から舞台とかいろんなところでやられてきたりとか、太鼓もブレイクダンスのサックスもそうです。この事務所を連想できるものの中からそれぞれに合う、本当に半年間でうまく達成できそうなものというのを設定して、振り分けました」

――苦労したところは、どんなところでしょう。

浮所「サックスなんて、特に大変だったんじゃないですか?」

佐藤「管楽器やべえっすわ」

浮所「吹ける人の凄さを知ったよね」

佐藤「知りました。やっぱりまず最初音が出ないんですよ。もうレッスンマジで行きたくなくて、途中やめようかと思いました。でも1人でカラオケ行って練習したり、時間をすごくかけましたね」

浮所「カラオケの中でサックスを練習していた?」

佐藤「そう、近所迷惑になるから。家ではできないんですよ」

浮所「サックスを吹けるマネジャーさんがいらっしゃるんですよ。その方が、僕らすごく激しいダンスを踊った後に、龍我くんが真ん中のステージでサックスを吹くんですけど、〝まあすごい。しかも半年間で音を鳴らすって、本当にすごいことです〟って昨日言ってくださった。その方がサックスを吹けるのは、俺ら知らなかった。褒めてくれてました」

――激しい動きをした後に、サックスを吹くのは、息は大丈夫なんでしょうか。

佐藤「やばいんですよ!よく分かってますね(と興奮)。その練習はしてなかったんですよ。踊った後に吹くっていうのをしてないし、その汗かいた前提でやってないんで、本番だと違うなって本番やって思いました。本番の環境では、また全然違います」

――和太鼓はいかがですか。

深田「太鼓自体は舞台などでやらせていただいたことがあるんですけど、今回挑戦しているのが大きい太鼓とその他の太鼓3個だから、複数の太鼓をたたくというのが初めてでした。『Endless SHOCK』で、(堂本)光一くんが数多くの太鼓をたたいていて、すごい格好良いなと思ってやりたいなと軽い気持ちではあったんですけど、すごく難しかったです。光一君、すげえ!っていうのを改めて感じましたね。腕もやっぱりきついです」

作間「ほぼ筋トレなんでしょ?」

深田「筋トレです。最初筋トレから入りました」

浮所「まず、そこで体使ってから練習してたもんね」

深田「そうです、そうです。まずは筋トレしないと本当に持たない。(公演)後半にやるので、それこそ踊った後の体力での太鼓っていうのが、かなりハードでしたね」

――体は変わりました?

深田「体どうですかね。でも、筋トレもしてたので、気持ち太くなった気がしてます」

浮所「太くなったと思うよ」

深田「結構頼もしくなったみたいです」

――衣装がきつくなったりしていませんか?

深田「衣装はね、まだきつくなってないです」

浮所「太鼓用で合わせてもらった衣装なのかな」

深田「でも本当にそうかも。太鼓で多分太くなっちゃっうっていうので、今回ちょっと太めに作ってもらったので、まだ全然大丈夫です。そのうち龍我くんは越せるように頑張ろうかなと」

佐藤「一緒にジム行こう」

深田「龍我くんいつも衣装パンパンになって直してる。またデカくなったって言って」

フォトセッションに臨むACEes(左から)作間龍斗、那須雄登、浮所飛貴、深田竜生、佐藤龍我(撮影・大城 有生希)

――ブレイキンはいかがですか。

那須「ダンス、ヒップホップが好きでレッスンとか行っているんですけど、ブレイクダンスはやったことがなくて、今回初めてやりました。そしたらまあケガするケガするで、だいぶ痛めつつやっています。でも技をできるようになった瞬間の喜びみたいなのがすごいうれしいです。ブレイキンの先生にもこれ練習し続けたら楽になるんですかねって聞いたら」

浮所「慣れたらね」

那須「全然変わらないと言われた。変わらないらしいですね。 だから本番はやっぱり毎回きついんですよね。でも、そのきつさを超えたときに、〝あっ、今生きてるなぁ〟って」

浮所「ブレイキンで生を感じてるの?」

那須「俺、生きてるんだなって、めっちゃ感じますね。ステージ上で」

作間「めちゃくちゃやっぱり那須ストイックですね。リハーサルが終わった後も、満足いくまで、ずっと1人で練習してて、その最後にずっといたの那須でした」

浮所「あとは、那須が東京から離れないといけない仕事が少し続いたときに、行った先の地で体育館を借りて、ブレイキンの先生とリモートでつないで、レッスンをしていました」

那須「はい、やってましたね。リモートだから途中で止まるんですよね。すごいポーズで止まっちゃった時があって、先生がめっちゃ喜んでました。違います、電波ですって。そういうのがありました」

――ライブだとごまかしききませんからね。

那須「そうですね」

――ケガは大丈夫ですか?

那須「大丈夫です、腰とかいっぱい打ったんです。でも、徐々に打たなくなって、もうあとはもう気合で乗り越えています」

浮所「本当にすごいと思う」

――そしてフライングですが。

作間「フライングですね、ここ2人(浮所と)でやってるんですけど安全装置みたいなものをつけてつられるみたいなのは、うちの事務所のタレントであればできる部分 ではあるんです。でもそれの中でやっぱり練習しなきゃできない、命綱なしで本当に己の力で上がっていって、体に巻きつけて落ちたり回ったりみたいなことをしようってやってるんですけど、本当に怖いですね」

浮所「めちゃ怖い、8メートルぐらいですか」

作間「そうそうそう」

浮所「8、9メートルぐらいまで上で命綱なしで腕の力だけで上がっているので」

那須「目は回らない? めちゃくちゃクルクル回転するんですよ」

浮所「回転するね」

那須「目は回らないの?」

浮所「回りますよね。めちゃくちゃ回りますよ」

作間「不思議な景色です。その会場が逆さまになった状態で、高速で回転してるっていう、見たことのない景色を体験しているんで、本当に何も毎回気持ち悪くなりながら」

浮所「真ん中のステージで、逆さになって頭が下の状態で回るんですよ。それで8メートルなんですよ。 下見たらというか、僕らは逆さなんで、上見たら8メートル。めっちゃヒヤヒヤしますね。あ、なんかこうゾクっとしますね。ずっと」

――その怖さを克服するのはどうやったんですか?

浮所「なんだろう、なんですかね。でも、やっぱりファンの人たちを驚かせたいっていう気持ち。本当にそれは一番思うかもしれないですね。手震えるし、やっぱり本番だと龍我のサックスの時と同様汗をかいているから、練習と感覚が全然違うんですね。そこがすごい怖いんですけど、本当やるしかないって思いながらやってますね。 本当、練習したての時はすごく痛かったんです。自分の体重が全部一点に集中したりすることがあるので、痛かったんですけども、本当、それもいい意味の慣れで、どうにかステージに立っている感じです。あざだらけです、体が今も」

作間「でも気持ちいいですね。伝統の中で、自分がこれをこんな大々的にやってるんだっていうのを、毎回かみ締めながら飛んでます」

――こうしてツアーを続けてきて、ACEesらしいなとって思えた瞬間は?

浮所「ステージに立っていて、メンバー同士で目が合う回数がめっちゃ多い」

作間「めっちゃ多いね」

浮所「高め合っている。お前も頑張ってるから、俺も頑張ろうみたいな回数が多くて、メンバーにすごい奮い立たされてる感じはうちらっぽいなというか、やってやろうぜ! みたいな感じがすごいあります」

那須「さっきもリハーサルがあったんですけど、それぞれが特技をリハーサルしていてそれが成功したとき、みんな拍手するんですよ。そのテンション感がいいですよね。僕ららしい、本当に仲の良さが出てるなと思いますね」

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