木村拓哉、現場で向けられた冷めた目「あいつ、何やってんの?って」 湾岸スタジオ内で「ダメだ…」と失敗繰り返した日を回想

 

STARTO ENTERTAINMENT

木村拓哉が、12日放送のTOKYO FM「木村拓哉 Flow」(日曜前11・30)に出演。ドラマ「教場」シリーズ初となる映画「教場 Reunion(リユニオン)/Requiem(レクイエム)」(2026年公開)の撮影エピソードを明かした。

通常はゲストを招いての対談形式だが、この日は一人喋り。リスナーからのメールに答えるかたちで、「教場」の撮影の話となった。

現場でスタッフらの猛暑対策に役立ったのが汗を吸い取ったり、冷水で冷やして使う手ぬぐいだったが、それの制作はスタッフの発案が発端。そこに何かを書くことになり、墨汁で半紙に書いて、それをデータで読み込んでプリントすることになった。

書き初めで使う長くて細い半紙に毛筆の筆と墨が現場に用意され、木村は「よし、書くか!」と腕まくり。当日はスタジオ撮影の日で、自身の撮影部分は終わっていたものの「私服に着替えると風間さん(配役の神奈川県警察学校教官、風間公親)の書いた文字じゃなくなっちゃうから、この衣装のまんまやるわ」と言って気合を入れた。入れる文字は「心得」となり、「風間公親」のサインとその横に“勝ち虫”のトンボを1匹添えることに決まったという。

この日の撮影現場はお台場の湾岸スタジオ。手ぬぐいに文字を書いていた場所は、そこのエレベーターホールの前だった。ここを通る他の作品の撮影スタッフや出演者らには「なんかこの髪色で、あの眼鏡を掛けて、警察官の格好してる人、見たことあるな」という風に写っていただろうとし、それでも「あ、お疲れ様でーす」っと声をかけてくれたと述懐。ただ、本当は「あいつ、エレベーターホールの前のテーブルで何やってんの?」っていう“冷めた目”だったはずだと推察した。

そんな状況下で木村は黙々と取り組み、「いや~、多分、70~80枚書きましたね。“これ、あ~違う!”“これも違う!”って」。そんな苦労もあって出来上がった手ぬぐいは2色作り、2枚1セット。全スタッフ、全キャストに配られたという。

2020年に放送されたドラマ「教場」と同じ木村主演の映画版である今作については、前編の「教場 Reunion(リユニオン)」が来年1月1日からNetflixで配信、後編の映画「教場 Requiem(レクイエム)」が同2月20日から劇場公開が決まっている。

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