世が世なら!!!単独インタビュー! 渋谷単独ライブ決まった! ちょっぴりマジメで目一杯おふざけ集団が夢に向かって一歩ずつ!

2枚目のEPをリリースする世が世なら!!!(左から)橋爪優真、大谷篤行、笠松正斗、中山清太郎、添田陵輔、内藤五胤
男性6人組アイドル「世が世なら!!!」が29日、2枚目のEP「2025!!!」(トゥエニー トゥエニーファイブ!!!)をリリースする。来年2月27日には、東京・渋谷で単独ライブを行うことも決定。トピクルは、勢いに乗る6人に単独インタビュー。新譜の聴きどころや、ライブへの意気込みを聞いた。(西村 綾乃)
――29日にセカンドEP「2025!!!」がリリースされます。
大谷篤行「今年は4月に『心底 下剋上、はじめました。宣言』をして、そこから5カ月連続で新曲を配信リリースしました。EPには、世が世らしさ全開の『viva☆いー感じっ』のようなトンチキソングもあれば、新曲『走ラン歌』のように心にしっかり届ける応援歌もあります。聴いてくれた人に刺さる曲が、6曲の中にあるんじゃないかなと思います」

8月に都内で行った事務所のライブ「つば男FES」のステージ
――新曲「走ラン歌」の歌詞で好きな所を教えていただけますか。
大谷「僕は『♪いくぞ!ふっかつのじゅもん!!』と叫ぶところがあるので、ぜひ聴いてほしいです。ライブでは、僕の見せ場でもあるので、聴いている人の気持ちをつかみたいです!」
添田陵輔「僕は歌詞の『♪一緒に走ラン歌』っていう所で、『ファンの人と一緒に大きくなっていこうね』って思いも込めています」
橋爪優真「『♪笑顔絶やすな!ワ・ハ・ハ!!!』です。僕は年下キャラで、人生は愛嬌で生きてきたと思っています。2025年も笑顔で締めくくれるように、笑顔をかましていきたいです」
笠松正斗「『♪ちちんぷいぷいゴー!』です。大谷に負けないよう、ライブで盛り上げたいです!」

世が世なら!!!
内藤五胤「間奏で『♪オーオーオオ オーオー』って歌う所があるんですけど、ここはイフイフ(ファンの愛称)と一緒に声出しをして盛り上がりたいです」
中山清太郎「『♪言葉じゃ上手く言えないけど あなたへの応援歌』って歌う所がすごい響いて好きです」
橋爪「初回限定盤には、DVDが付くんです。昨年11月にZepp新宿でやったライブで、上半身裸で太鼓を叩いた時の映像とか、今年8月に大阪で共同生活をした時の様子とかがまとめられているので、2025年の僕らの集大成的な内容になっていると思います。僕らが2025年にやってきたことが詰まっている作品なので、2026年2月の渋谷でこの成果を皆さんに見せたいです」
――来年2月27日に、東京・LINE CUBE SHIBUYAで行う単独ライブのことですね。ライブは8月2日に事務所のアーティストが集結した「つば男FES」で発表されました。内藤さんが「泣いちゃいそう」と話していたのが印象的でした。
内藤「驚きとうれしい気持ちとプレッシャーがあります。僕らにとって最大キャパ数の会場で、挑戦でもある。言ったからには後には引けないので、イフイフとみんなで笑顔で迎えられるように、できること全てをやっていきたいです」

今夏、大阪で行った合宿時の集合写真
――会場の下見に行かれたと聞きました。
中山「1階から3階まであってビックリしました。(個人活動の)舞台では立ったことがありましたが、世が世としては、今まで立ったどこよりも大きな会場。でも下見をして思ったことがあって、それはこの会場を世が世のファンで埋めたいということでした。これからリリースイベントとかもあるので、ライブの動員につながるよう頑張りたいです」
――10月に結成4年目を迎えました。CDデビュー前に合宿をした時に思い描く自分になるための指針を書いたと思うのですが、理想には近づけていますか?
大谷「書いた時の僕は未熟すぎたので、その通りにはいっていないです。でもこの4年で前進はしている。現実の厳しさも知って、一歩ずつの大事さをかみしめているので、今だったらもっと違うことを書くかもなって思います」
添田「僕は『来年、武道館に立っている』と書いていました。現実はそうなっていないけど、舞台やドラマに出たり、叶っていることもあるので、1つずつやりたいことができるようになっていきたいです」
橋爪「僕は15歳の時に書きました。SNSを始めてすぐに『CUBERS×祭nine』(2021年7月)のライブに立って(前座でオーディションを開催)、ここまでアッという間でした。書いたことの中で達成できたのは映画やドラマに出たこと。舞台が決まったり、事務所のお陰で書いていないことも経験させていただきました。行ったことがなかった県とかで、ライブができたことはうれしかったです」

デビュー時の、世が世なら!!!
笠松「活動を始めてからは、目標を持つと達成しなきゃと追われる気持ちがして、プレッシャーになるので持たないようにしてきました。大きい目標だけが重要ではないとも思うので、その時その時に目の前にある壁を乗り越えることで、大きな目標にたどり着くことができればと思います」
内藤「僕は最初、真っ白で出したんです。演技がやりたくて入ったので、何を書けば良いのか分からなくて。でもプロデューサーの方が『個人の目標じゃなくて、グループの目標に変えて書いてみようか』とアドバイスをしてくださったんです。その時の僕にはその頭もなくて…。その後、『一緒に書こう』って一緒に考えてくださって。小さなことかもしれないけれど、僕にとっては大事な人としてのことを書きました」
中山「よく分からなくて、適当に書いてしまったと、当時の自分に対して思っています。個人で舞台に立たせてもらったり、想像もしていなかった経験をさせてもらえたので、この4年間は人生の中ですごい大きな変化がありました。個人の活動が、世が世の認知度拡大につながればと思います」

デビュー時から、キメ顔と変顔。2種のアーティストや写真を公開している
――この6人だから乗り越えられたと絆を感じたエピソードがあれば教えてください。
内藤「お互いぶつかり合いもあって、この6人は誰よりもぶつかってきたと思います。ぶつかって成長してきました」
大谷「もちろんポジティブなぶつかり合いです。ライブのパフォーマンスをこうしたいとか、言いたいことは溜めずに言い合うことにしています。だから空気が良いなと思います」
橋爪「僕は昨年、活動を少し休んでいた時期があったのですが、11月にZepp新宿でやったライブで復活をして。そこでメンバーとファンが出迎えてくれた時に、また頑張ろうと思うことができました」

世が世なら!!!のセカンドEP「2025!!!」通常盤のジャケット
――めちゃくちゃ熱くて、素敵なエピソードですね。
内藤「“おふざけ集団”のイメージが崩れるので、素敵で終わっちゃうのはよくない!!来年のLINE CUBE SHIBUYAでは、(芸人の)アキラ100%の裸芸で、イフイフを喜ばせたいです!」
大谷「えー!!僕は生バンドの演奏でライブをしてみたいんだけど!!」
――最新EPの発売前夜(28日)には、6人が広告メディア「歩く広告!アドマン」となり、午後9時から渋谷でプロモーション活動を展開します。
大谷「実は前から大型モニターを背負って渋谷を歩いている人を見かけてとっても興味がありました!自分が歩く広告をできるなんて驚きです!」
橋爪「渋谷を歩いていると、ひときわ目立つ方が歩いてるなと思っていたのですが、それを実際に自分達がやらせていただけるのは恥ずかしい反面、うれしいです!世が世の未来のためにも、今のためにも、頑張りたいです」
内藤「世が世らしい企画です。バイトなんて高校生ぶり。ぜひ汗水流してバイトをしている、推し6人をたくさん見てほしいです!そしてその後ろ姿を写真に撮って友達に拡散してください!渋谷で待ってるよ!」

全力で変顔を見せてくれた、世が世なら!!!
▼世が世なら!!! 2021年10月に大谷篤行、橋爪優真、笠松正斗、内藤五胤で結成。添田陵輔、中山清太郎が加入し、同年12月に現在の6人組に。翌年8月にシングル「鼓動のFighters」でCDデビューした。「真面目型おふざけ集団」がコンセプト。真夜中ライブ、女装ライブなど奇想天外なアイデアでファンを楽しませている。
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