【ききみみ】理想と現実の距離感縮まってきた印象のK-POP“日本デビュー組” 噂される大手事務所から新星誕生…25年どうなる?
2024年は韓国からZEROBASEONE、BOYNEXTDOOR、RIIZEらが日本デビューを果たした。日本デビューとは、日本市場向けの楽曲リリースと日本での活動を意味する。

ZEROBASEONE
韓国でリリースしたタイトル曲を日本語歌詞に変えて発売というパターンが多いが、ファンとしてはやはり日本オリジナル楽曲を聴いてみたいもの。K-POPで耳が肥えたリスナーからすると、楽曲クオリティーを求めるのは当然のこと、彼らにしか消化できないコンセプトやパフォーマンスにも期待が募る。その理想と現実の距離感がどんどん縮まってきていると感じたのが、24年に日本デビューを飾った作品たちだ。
昔からK-POPはクセになるサビのメロディーラインと歌詞のリフレインで印象を強くする曲が多い。日本デビュータイトル曲であるRIIZE「Lucky」や、ZEROBASEONE「ゆらゆら-運命の花-」は、一度聴くだけで口ずさめるほどのキャッチーなサビが登場し、明るく軽快な音も心地いい。

RIIZE
RIIZEは1stデビューシングル「Lucky」収録の3曲全てが日本オリジナル曲で多彩さを感じさせた。一方でZEROBASEONEは「ゆらゆら-運命の花-」が、韓国デビュー曲「In Bloom」のスピンオフ曲になっている。そしてBOYNEXTDOORはデビューシングル「AND,」に、彼らの日常を覗いているようなチルい日本オリジナル曲「GOOD DAY」を収録した。それぞれに異なるアプローチで、ファンに刺さる仕掛けが施されているのがおもしろい。

BOYNEXTDOOR
日本デビューは韓国デビューから1~2年ほどたってから実施される傾向が見られるため、24年のデビュー組から日本デビューを果たすグループが出てくることだろう。25年には大手事務所からボーイズグループのデビューが噂されている。次々と新しいアーティストが誕生するK-POP界の動向にこれからも目が離せない。(河野 利枝)
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