KATーTUN亀梨和也 映画「怪物の木こり」に主演しサイコパス役に初挑戦 <一問一答>
KATーTUNの亀梨和也が映画「怪物の木こり」(監督三池崇史、12月1日公開)に主演し、冷血非情なサイコパス役に初挑戦した。
原作は倉井眉介氏の2019年「このミステリーがすごい!」大賞を受賞したサスペンス小説。亀梨の役は、目的のためには手段を選ばず殺人もいとわない弁護士。おので脳を奪い去る連続猟奇殺人犯に襲撃され、逆襲していく。共演は菜々緒と吉岡里帆。
――役作りはどのようにしたのか。
「撮影前に監督・プロデューサーさん・スタッフの皆さんと台本についてお話をさせていただく機会があり、今までに無いような表現・キャラクターの特徴をどう出していくか相談させていただき、演じる方向性を決めさせていただきました。実際に演じる時には、細かい表情や目の使い方を意識しました。サイコパスの二宮のキャラクターを作るうえで、表情や目の表現は重要なのではないかと考えて。〝サイコパス〟というワードは印象が強いのですが、過度に強い表現をしてしまわないよう、欲望を抑えながら演じました」
――三池監督との初タッグについて。
「三池監督のお写真や作品を拝見させていただいている中で、僕自身の勝手なイメージですが、ものすごくストイックで硬派な方なのではという印象を持っていました。顔合わせで初めてお会いする時はものすごく緊張していたのですが、実際にお会いしてお話をさせていただくと、すごく笑顔が素敵な方で、物腰も柔らかく、ふわっとした淡い優しいオーラを監督から感じました。撮影現場は、もちろんシーンによってはストイックに突き詰めていくところもあるのですが、監督をはじめ、スタッフの皆さんの作ってくださった温かみに溢れた愛情ある現場にすごく感動しました」
――菜々緒、吉岡里帆との共演はいかがでしたか。
「菜々緒さんとは以前も共演させていただいていたので撮影にはすごく入りやすかったです。役柄の関係性としては、緊張感のある設定だったのですが、撮影を楽しみながらあうんの呼吸で素敵な撮影が出来たと思います。吉岡さんとご一緒するのは今回が初めてでした。吉岡さんとは共演初日から凄くヘビーなシーンの撮影だったのですが、本当に全身全霊で作品やキャラクターにエネルギーを向けてくださる方だったので、僕自身も彼女のエネルギーを感じながら、うまく融合して撮影させていただくことができたと思います」
――映画「怪物の木こり」はどんな作品に?
「それぞれのキャラクターを通して、人間の心の美しい部分と、そうではない部分をどちらも映像としても切り取ってもらえていると思います。また、音楽を含めて、三池監督がこの作品をどういう風に仕上げてくださるのか非常に楽しみです。作品のテーマを、映画を見てくださった皆さんに考えていただきつつ、何かを感じてもらいながら、最後にはハッとしていただける結末でもあるので、存分に楽しめる作品になるだろうと、非常に期待しております」
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