THE SUPER FRUIT 松本勇輝<インタビュー(1)>音楽好きになったきっかけは?

THE SUPER FRUITの松本勇輝
ユニバーサルミュージック」から今夏、メジャーデビューするTHE SUPER FRUIT(スパフル)。トピクルでは、7人の魅力をたっぷり伝えるべく、毎月1人を取り上げ4週に渡ってインタビューを配信する。6月の阿部隼大に続く、3人目は「ウキウキゆうき!ワクワクゆうき!ドキドキゆうき!ピチピチゆうき!1、2、3歩歩けば頭は真っ白!抜けてるなんて言わせない!つば男直送天然製菓!!」のあいさつでおなじみの、ピーチカラー・松本勇輝。インタビューその(1)です。
――第1週目は音楽を好きになったきっかけなどを聞いていきます。
「おじいちゃん、おばあちゃんが韓国ドラマの『宮廷女官チャングムの誓い』が好きで、小さい時からドラマで流れていた曲を、見よう見まねで歌っていました。それがきっかけで歌うことが好きになって、ジブリ映画の『借りぐらしのアリエッティ』の主題歌『Arrietty’s Song』を歌っていたセシル・コルベルさんの曲も好きですごくひかれました」
――大人っぽい曲にひかれたんですね。
「はい。小学校3年生の時に、小学校であったミニコンサートに出て、初めてみんなの前で歌いました。歌が得意じゃない親友が『一緒に出てやるよ』って言ってくれて、体育館で歌いました」
――その時は何を歌ったんですか?
「『Arrietty’s Song』を歌いました。先生や友人がほめてくれて、これからもこういうことをしたいなって思いました」

幼稚園の時から、歌うことが大好きだった
――セシルさんのほかに憧れたアーティストはいましたか?
「セシルさんの歌は特別で、ほかには兄の影響でYUIさんやmiwaさんも好きでした。当時は受動的に聴いていたんですけど、気づいたら歌っていたっていう感じです。YUIさんは転校してつらかった時に、背中を押してもらいました。歌詞をしっかり届けるスタイルは、歌い手としての学びにもなりました。にいに(兄)と一緒に聴くことが多かったのですが、誕生日プレゼントでiPodをもらってからは、曲を聴きながらハモるようになって、それがとても楽しかったです」
――それは何歳頃の話しですか?
「小4ぐらいです。放課後教室にひとりで残って、原曲に合わせてハモっていました。主旋律と僕の歌(副旋律)がピタッとひとつの線になったと感じた時は、『やばい!!!!』って思いました。」
――歌と合わせて楽器などはやっていたのでしょうか?
「幼稚園の年少さんの時に、ピアノを習っていました。発表会があって、『ミルクのミミミ』っていう曲を練習していたんですけど、本番では緊張で全部飛んでしまって、真っ白になった僕の横に先生が来て、指を教えてくれて弾いたことを覚えています」
――可愛らしいエピソードですね。
「小学校に上がってからは、音楽の授業ではリコーダーも習ったけど、苦手でした。高学年になってからは、YUIさんに憧れていたこともあって、アコースティックギターを買ってもらって練習を始めたんですけど、Fのコードが難しくて、挫折が多くありました。ギターを弾けるようになれたらなって、今も思います」
――歌と一緒に楽器もやっていこうと思っていたのでしょうか?
「オーディションを受けるまでは、学校の部活にも取り組んでいました。軟式テニス部で、後衛を任されていたんですけど、自分が何をしたいのか分からなくてモヤモヤしていました。楽器よりも歌いたいと思っていたけど、進路をどうすればいいのか悩んでいました。福祉サービスの道に進もうかなと考えていた高校2年生の時に、いまの事務所に声をかけられたんです」

THE SUPER FRUIT
――街でスカウトされたのですか?
「インスタグラムに服の写真をあげたりしていて、それを見てDMで連絡が来ました。背はずっと高い方で、いつもクラスで後ろから3番目くらいだったので、モデルとかにも憧れていて、ランウエーを歩くまねとかもしていたので、そういう道もあるのかって思いました」
――DMの連絡が来て、すぐに芸能界に進もうと決断されたのでしょうか。
「最初は、本当かな?って不安もありました。会社のホームページを見て、川嶋あいさんや、水曜日のカンパネラさんとかがいる事務所なんだって知ったんですけど、どうすればいいのかなって。でもお母さんに『1回やってみたい』って伝えて、事務所に行きました」
――ドキドキでしたね。
「ドキドキでした。そこでいまのスタッフの方と面談をして、身長が175センチあったので『モデルや、歌手をやりたいです!!』と伝えたんです。いろんな話をして最後に、『いまオーディションをしているんだけど、やってみない?」と誘われたのが、人生を大きく変えました。『1次審査は3日前に終わっていて、2次審査が1週間後にあるんだけど、出られる?やってきたことが見たいんだけど』って。最初は『えっ?』って思って、もう人生最大のピンチだと思ったんですけど、同時にいまの僕に必要なことって思いました。自分の進路をどうしたら良いのか分からなかったので、きっかけを作ってもらった方が僕的には良いなって。そこからめちゃくちゃ燃えました!!!』」

星野がTHE SUPER FRUITのロゴをもとに、昨年11月にTDCで行ったライブで販売した特別新聞用に描いた”スパニチ”のロゴ
◇THE SUPER FRUIT(ザ・スーパー・フルーツ)小田惟真、田倉暉久、星野晴海、堀内結流、松本勇輝、鈴木志音、阿部隼大の7人組。2021年10月1日から12月31日までの、プレ始動期間を経て、2022年8月31日に「チグハグ」でデビュー。楽曲はTikTok流行語大賞を受賞するなど大ヒットした。2025年9月2日に、ユニバーサルミュージックからシングル「まにまに」でメジャーデビューする。
◇松本勇輝(まつもと・ゆうき)2003年(平15)12月10日生まれ、千葉県出身。趣味は服選びをすること。特技は初めての人とでも仲良くなれること。メンバーカラーはピーチカラー。
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