THE SUPER FRUIT 田倉暉久<インタビュー(7)>「挫折もしたし達成感もありました」メンバーの絆が強くなったと感じた出来事は?

メジャーデビュー日に都内でイベントを行ったTHE SUPER FRUIT
ユニバーサルミュージックから9月2日に、シングル「まにまに」でメジャーデビューしたTHE SUPER FRUIT(スパフル)。トピクルでは、7人の魅力をたっぷり伝えようと、毎月1人を取り上げ4週に渡ってインタビューを配信する。9月の小田惟真に続く、6人目は「太陽さんさん!陽(ひ)がさんさん」のあいさつでおなじみの、オレンジカラー・田倉暉久。インタビューその(7)です。

昨年11月に都内で行ったライブの様子
――今回は第5回に登場していないスパフルメンバー3人の魅力と、メジャーデビューをして、現在の目標を教えてください。まずは3人の魅力からお願いします。
《松本勇輝》「勇輝はよくギャルって言ってるんですけど、なんか天然な部分がもちろんすごい強くて、その天然さがキャラと相まって、めっちゃギャルに見えるっていう感じなんで、魅力をギャルって語っちゃうのは違うなって思っています。ありのまま生きようとしていて、自分の好きなものを発信し続けてる。あと、なんかめちゃくちゃ顔かっこいいんですよ。ちょっと嫉妬しちゃうくらい。格好いい曲の時の表現は、あの彫刻みたいな顔面と相まって、表現力が突出している時がある。勇輝の表現力って分析しがいがある。勇輝の魅力ってこうだよっていうのをすごいこっちが伝えたくなる時があるんです。『青い果実』の時とかもそうだったし。格好良いキメ顔、そして変顔をデフォルトでできるのがすごいところ。俺なんて“変顔して”って言われたら緊張しながら変顔しますからね。変顔ってお笑いの中で一番ウケないジャンルじゃないですか。でも絶対笑えるんです。勇輝の変顔って」

昨年47都道府県を巡ったフリーライブでの休憩中の1コマ。(左から)小田、松本、鈴木、田倉
《星野晴海》「晴海を推している人を見ると、良い意味でお人形さんを推している感覚なのかなって感じがします。僕は姉貴がいたので、リカちゃん人形とか。『こえだちゃんの木のおうち』(タカラトミーがかつて生産していたミニドール付きのハウス玩具シリーズ)とかが家にあったんですけど、なんかそういう昔見ていた可愛いものを可愛いって感じる感覚と重なるんです。小動物を愛でたくなるような、あがめたくなるような可愛らしさっていうのかな。そういうオーラが晴海にはあります。それはステージ上じゃなくても漂っていて、目なのかな。髪なのかなって。髪の毛をちょっとパーマにしてからは、特に感じるようになりました。なんか何かを刺激する感じがして、言葉で説明できないんですけど、なかなかない魅力があります」

今年6月に都内で行ったライブではしゃぐ田倉
《阿部隼大》「隼大は、俺がファンだったら“守りたい!”と思って見ていると思います。考えていることが態度に出てしまうんですけど、そういう分かりやすさってアイドルを推す醍醐味でもあると思うんです。僕はMCをしている時、メンバーの様子を見て何をしたいのか考えるんですけど、隼大は“いまから変なことを言いますよー”っていう顔をして待っているから、僕もそこに乗っかっていくこともあるんです。彼はプライベートでは年上の兄弟がいて最年少の環境で育ってきたみたいなんですけど、(スパフルの)7人の中では最年長なので最年長として頑張ろうとしているところもあるので、頑張れと思って見ています」

今年6月に都内で行ったライブで、客席に降りてパフォーマンスする田倉
――田倉さんはやっぱり全体を広い視野で見ていて、発言も大人っぽいですね。
「“大人っぽい”って言われているうちは、まだまだ子供だと思います。法律上は大人だけど、ちゃんとした大人でいよう。当たり前のことをちゃんとしよう。状況に応じて盛り上げようとか。メンバーのことを見る機会が増えて、特に感じるようになりました。ライブの前とかに元気がないなって感じるメンバーがいたら、最初に“ケータリング取りに行こう”って誘うこともありますし。昔はそんなこと出来なかったのになって思うから、俺こんなん出来るようになったのかって、自分に驚く時もあります」

今年6月に都内で行ったライブでファンに呼びかける田倉
――結成からこれまで色々なことがありましたが、7人の絆が強くなったと感じた出来事を教えてください。
「インディーズ時代にした合宿です。そこで挫折もしたし達成感もありました。スパフルとしての活動に対するモチベーションを得られたことで、7人がすぐに同じ熱量になれる、団結力とはまた違うものが生まれました。誰かがうまいとか、下手とか比較じゃなくて、誰かがダンスのレッスンをしていれば、俺も踊る。歌っていれば自分も歌うって言う。前だったらみんな別々のことをしていたけど、いまは7人が同じ方向を見ているという感じがあります」

メジャーデビューシングル「まにまに」を手に笑顔のTHE SUPER FRUIT
――11月23日には、田倉さんと松本さんの地元・千葉の幕張メッセ国際展示場8ホールで、グループ史上最大規模の単独ライブ「THE SUPER FRUIT WORLD 2025」が開催されます。
「史上最大の挑戦!です。実はもうあんまり時間がないので、1日1日をムダにせずに過ごしたいです。インディーズ時代の合宿で書いた『夢への階段』(夢を実現するための目標などを記した)が現実になる。“転換期”が幕張になればと思います!」

THE SUPER FRUITのロゴをもとに、昨年11月にTDCで行ったライブで販売した特別新聞用に、星野晴海が描いた”スパニチ”のロゴ。
◇THE SUPER FRUIT(ザ・スーパー・フルーツ)小田惟真、田倉暉久、星野晴海、堀内結流、松本勇輝、鈴木志音、阿部隼大の7人組。2021年10月1日から12月31日までの、プレ始動期間を経て、2022年8月31日に「チグハグ」でデビュー。曲はTikTok流行語大賞を受賞するなど大ヒットした。2025年9月2日に、ユニバーサルミュージックからシングル「まにまに」でメジャーデビューした。メンバー全員で出演するドラマ「サムギョプサルですが」は、YouTube「テレ東公式ドラマチャンネル」(https://www.youtube.com/@tvtokyodrama)で全話配信中。11月23日には千葉・幕張メッセ国際展示場8ホールで、グループ史上最大規模の単独ライブ「THE SUPER FRUIT WORLD 2025」を開催する。
◇田倉暉久(たくら・てるひさ)2003年(平15)12月12日生まれ、千葉兼出身。趣味はプロレスやサッカーの観戦、動物観察。BGM制作・動画編集。テレビ神奈川で放送中の情報番組「猫のひたいほどワイド」(正午~午後1時半)に月曜日レギュラーとして生出演中。メンバーカラーはオレンジカラー。
【THE SUPER FRUIT 田倉暉久<インタビュー(8)>】はこちら
【THE SUPER FRUIT 田倉暉久<インタビュー(1)>】はこちら
【THE SUPER FRUIT 田倉暉久<インタビュー(2)>】はこちら
【THE SUPER FRUIT 田倉暉久<インタビュー(3)>】はこちら
【THE SUPER FRUIT 田倉暉久<インタビュー(4)>】はこちら
【THE SUPER FRUIT 田倉暉久<インタビュー(5)>】はこちら
【THE SUPER FRUIT 田倉暉久<インタビュー(6)>】はこちら
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